黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

接客業あるある!クソ迷惑なお客様たち

突然だが皆さんは接客業の仕事を経験したことはあるだろうか。「学生時代バイトでやっていたよ!」という方も多いかもしれない。

 

かくいう僕も、初めてアルバイトをした高校時代から、コンビニやスーパーにファミリーレストラン、コールセンターと様々な職場で接客に携わってきた。

 

お客様と直接心と心を通わせる接客業は、非常にやりがいのある仕事だと感じる一方、お客様とは名ばかりの、サービスを履き違えたクソ迷惑極まる自称・神様に数多く遭遇してきたのもまた事実。

 

そこで今回は接客業であればどの職場でも一定数現れるクソ迷惑なクソ客たちを、タイプ別に白日の下に晒すと共に、僕が実践してきた対策方法と一緒に紹介していこうと思う。分かるわ〜!!いるいる〜!!と楽しんで貰えれたらこれ幸い。

 

その1 とにかくブチギレマン

 

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まずご紹介したいのが、これ。彼らの特徴はその名の通り「え。。そこまでキレる。。?」と心配になるレベルでとにかくブチギレまくること。

 

お客様に快適なサービスを提供する側である我々に重大な不手際があれば、全身全霊を込めて謝罪と改善に取り組んでいくのは当然だが、彼らはミスとも言えないごく小さなことまで許さない。

 

来店するなり「入口の落葉が汚ねえええええ!!!!ぶち殺すぞこの野郎があああああ!!!!」と絶叫し暴れ回る客に、電話応対にて「〇〇でございますね。かしこまりました。」と内容を復唱するなり「俺の言うことを繰り返すんじゃねえええ!!!!!さっき説明しただろうがあああ!!!!」と発狂する客。多くのとにかくブチギレマンに遭遇してきた。何故にここまで激情に駆られるのか、その理由は誰にも分からない。

 

・対策

 

とにかくブチギレマンに遭遇したならば、言い訳は不要。まずは謝罪し、とにかく言い分にしっかりと耳を傾けることだ。「こいつ何言ってんだ?」と内心で思っても、決して表に出してはならない。あくまで演技で構わないので「私はあなたの味方ですよ」という態度でじっくりと話を聞きながら、相手がクールダウンするのを待とう。

 

自分では対処が難しいと判断したならば、上の人間に対応を代わって貰うのも良いだろう。

 

人間、長時間ずっとキレ続けるということは不可能なんである。疲れちゃうしね。じっくりと話を聞いたり、対応を代わって貰うまでの間に自然と落ち着くことが多い。ビビるしヘコむし精神を削られるが、冷静に対応すれば対処することは充分可能だ。

 

その2 スピーディワンダー野郎

 

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彼らはとにかく早さのみを求めてくる。「急いでるだ早くしろ!!!」「いつまで待たせるんだバカ!!!」などなどの暴言に加えて、サービスに関わるこちらの説明を無視して食い気味にマシンガントークを炸裂させてくる。まだ受付が終わっていないのにも関わらず一方的に要求だけ伝えて「はい!じゃあよろしく!!!」と去っていこうとする強者も多い。更に、急いでるという割にやたらと要求が多いのもスピーディワンダー野郎の特徴だ。

 

・対策

 

まず1番大事なのが焦らないこと。次に相手のペースに飲み込まれないことだ。

 

彼らの厄介な点は、本来その作業を終えるのに必要な時間を一切無視した上でミスなくサービスしろ、という「おめえ馬鹿か!何考えてんねん。。」と言いたくなるような無理めな要求をナチュラルにブチかましてくることだ。焦って相手のペースで進めたくなるが、ここでグッと堪えてあくまで自分のペースで作業を進めて欲しい。

 

これは完全に経験則だが、過剰に焦った状態でわちゃわちゃと作業を進めるよりも、自分のペースで落ち着いて対応した方が圧倒的に早いしミスも起こらない。

 

それには最初の段階で「〇〇にはおよそ〇分程お時間頂きますがよろしいでしょうか」と一言加えて、牽制しておくのがオススメだ。時間がある時の利用を案内するというコンボに繋ぐのも良し。上手いこと誘導して自分のペースに持ち込むことが出来れば、勝負は勝ったも同然だ。

 

その3 会話噛み合わないマン

 

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彼らの特徴は、その名の通りとにかく会話が噛み合わないことだ。どのくらい会話が噛み合わないかと言えば、好きなモビルスーツについて聞いてるのに「ナス食べれないんだよね〜」とか返ってくるレベルで噛み合わないんである。

 

俺は!!!好きなモビルスーツの話をしてるのであって!!!あなたの嫌いな食べ物は聞いてないのよ!!!と言いたいところだが、そんなことは口が裂けても言えない。でも言いたい。辛い。

 

・対策

 

そもそも何故こういった事態が起こるかと言えば、こちらの質問や説明の意図が相手にしっかりと伝わっていないからだ。扱うサービスによってはややこしくて相手に伝わり辛いものもあるだろう。まずはお互いに同じ認識を持つところから始めたい。

 

その為には「〇〇の為に必要なのでお伺いしたいのですが、この中から好きなモビルスーツを選んで頂けますか?」等、理由を説明しつつピンポイントで質問やお願いを投げかけるのが良い。

 

そこで返答が得られれば「グフカスタムですね。発注致します。何機ご利用なさいますか?」と更に話を進められるし、漠然とただ好きなモビルスーツについて聞かれるより、質問に説明が含まれていた方がより話を理解しやすいってもんだ。

 

ここで注意したいのが、彼ら会話噛み合わないマンは噛み合わない会話に自らイライラしだし、とにかくブチギレマンやスピーディワンダー野郎にメタモルフォーゼする可能性があるということだ。

 

とんでもないクレームに発展する前に『理由を説明しながらピンポイントで要望をお伺いするorお願いをする』この組み合わせで落ち着いて対処しよう。

 

・荒みきった現代だからこそ、心に思いやりの精神を!

 

他にも揚げ足とりマンや、何としても電話絶対出ないマン店員をノリで振り回す悲しき野獣といったイカれた仲間たちをご紹介したいのだが、キリが無いのでまた気が向いた時にでも。

 

接客業として勤務していると、どうしても客側ばかりでなく会社側からも「それが接客業ってもんだ!甘えんな!」というような圧を感じることが多いものだが、僕は思う。接客とは、従業員とお客様という関係性の前に、まず生身の人と人との心の通ったやり取りで成り立っているということを。

 

店側も客側も、それを念頭に置いて思いやりのある対応を心掛ければ、お互いにより気持ち良くやり取りが出来るのではないだろうか。

 

カスタマーからの過剰過ぎるサービスの要求を指す「カスハラ」という言葉も浸透してきた昨今。荒みきった現代だからこそ、思いやりの気持ちを忘れずに手を取り合っていきたいものだ。

 

本日のテーマソング

 NUMBER GIRL/我起立唯我一人

トイ・ストーリーを観るたびに思い出す、ニャー君との思い出

雨がシトシトと降り続く土曜の夜。ひとり優雅にトイ・ストーリー3を観ていた。人生において何度観たか覚えていない位観ているが、やはり何度観てもトイ・ストーリーは素晴らしい。観るたびにオイオイ泣いてしまう。おもちゃ達が冒険を繰り広げるワクワクが詰まったストーリーはもうそれだけで感動的なのだが、良い年したアラサー男子が毎回号泣してしまうのには、他に理由がある。かつて永遠に生き別れとなってしまった初めて出来た親友・ニャー君のことを思い出してしまうからだ。

 

トイ・ストーリー3 [DVD]

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いきなりニャー君とか言っても、多くの読者は誰だか分からないだろう。それも当然だ。何故ならニャー君とは、僕が幼い頃、肌身離さず連れ歩いていた猫のぬいぐるみの名前なのだから。

 

ただの猫のぬいぐるみといっても、20年以上前の僕にとってはそれはそれは大切な親友だった。どこに行くにも一緒で、もう付き合いたてのヤンキーのカップル位常にべったりだった。毎朝保育園に行く時でさえ一緒でないと死ぬほど号泣してそれはもう大変だったらしい。それはもうクソ迷惑なガキだったんですね。当時の先生方、本当にごめんなさいね。

 

ニャー君は白い身体に黒ブチ柄の入った、最高にファンキーな見た目をしていた。それでいてピンク色の鼻が妙にキュートで、チャーミングな魅力がある男だったよ。後にも先にもあんなにクールでチャーミングな奴には出会ったことないね。ニャー君は俺の天使であり、ベストフレンドだった。そして何より、あいつは優しい奴だった。

 

覚えてるかい、ニャー君。妹がまだ小さくてオカンにべったりだった頃、「もうお兄ちゃんなんだから甘えないで!」と叱られるたび「好きでお兄ちゃんになったんちゃうわ!!!!俺だってまだ甘えたいわ!!!!」と不貞腐れていた俺を、君はよく慰めてくれたね。『しょーへー君がいつも頑張ってるの僕は見てるヨ。いつも頑張って偉いねェ~!』と言ってくれたこと、俺は今でも覚えてるよ。

 

「ニャー君、眉毛あった方が可愛いんじゃない?」とギャルみたいなこと考えてサインペンで眉毛を書いてみたは良いものの、それが全く可愛くなくて泣き狂った時も、「わあ~!可愛くないネ!でも洗濯したらすぐ落ちるから泣かないでネ~!」と優しく笑ってくれたね。

 

そんな修二と彰、サトシとピカチュウヒロトマーシーみたいな関係性の最強の2人にも、やはり別れはやってくる。小学校低学年の頃のことだ。当時ハウスダストが原因の小児喘息に悩まされていた俺を見かねたオカンが、学校に行っている隙にニャー君を捨ててしまったのだ。ドラマやアニメと違って、現実の別れはいとも簡単であっけない。その時辺りからだろうか、夜上手く眠れなくなったのは。家族にガチで心配されるレベルで毎晩号泣していたのを覚えている。当時の俺にとって、ニャー君のいない人生なんて考えられなかったのだ。オカンも悪い女である。

 

トイ・ストーリー3では、近所の子どもに自分達を託して去って行くアンディに、皆さんご存知のカウボーイ人形のウッディが「あばよ、相棒!」と手を振って物語が終わる。これがまたすんごく良いシーンで、泣けてくるのである。ただでさえ滅茶苦茶良いシーンなのに、「捨てられた時、ニャー君もこんな風に俺に言ってたんかなあ?」とか考えちゃって、幼い頃のニャー君とのエピソードも相まって更に泣いちゃう。OMOIDE IN MY HEAD状態ってこういう時のことを言うんだろうな、とか考えちゃうんですよ。

 

でも多分、あいつはきっと「さようならしょーへー君。僕がいなくなっても泣かないでネ。みんなと仲良くするんだヨ。」と言ってくれてた気がするんですよ。だってあいつは最高にクールでチャーミングで、そして優しい奴だったから。

 

って何だこのブログ。

 

要はアレだ、皆さん物は大切にしましょうねってことだ。色々な物が溢れてる世の中だけれども、何でも簡単に捨てるんじゃなくて、ひとつの物を愛着持って使い続けるってとっても素敵なことだと俺は思うんだ。

 

今日のテーマソング

 

ダイアモンドユカイ/君はともだち

 

タイトルに「若者」が入ってる曲、全部名曲説

いえーいみんな元気ィ!?音楽聴いてるゥ!?

僕はというと、28歳となった今でも学生時代と変わらず四六時中音楽を爆音で聴いてはテンションをブチ上げている。

 

そんなノーライフノーミュージックな日々の中で気付いたのだが、タイトルに「若者」というワードが入ってる曲、全部名曲じゃないですか?

 

タイトルに「若者」が入ってる曲といえば、同世代の音楽好きならまず確実にフジファブリック若者のすべて」や、銀杏BOYZ「若者たち」を思い浮かべるだろう。変則的なパターンとして、忘れらんねぇよの「ばかもののすべて」とかもある。少し上の世代はサニーデイサービス「若者たち」を思い出すかもしれない。

 

どうですかこのラインナップ。全部めちゃくちゃ良い曲ばかりじゃないですか。

 

良い曲の特徴として、よく「カノン進行が多様されている」だの「テンポやアレンジを大幅に変えたとしても絶対にハマる」だの色々な条件が語られておるようだが、俺はそこにもうひとつ付け加えたい。タイトルに「若者」が入ってる曲は全部名曲だと。

 

youtu.be

 

なんでこんなにも良い曲ばかりなんだろーか!?と考えてみれば、答えは意外とシンプルだ。

 

「若者」のタイトルが表す通り、どの曲もモラトリアム特有の何者でもない自分自身を持て余す憂鬱感と感傷と、ただ過ぎ行く時間への焦りと怒りを歌ったものばかり。それが心の中で渦巻く感情や思想を波動のように演奏するロックに乗ったならば、そりゃバチっとハマるに決まってる。家系ラーメンにライス。カレーと福神漬け。修二と彰グフカスタムにガトリングシールド。そしてロックバンドと「若者」のキーワード。稀に見る、これ以上ないってくらいのベストマッチングである。

 

そして先日、俺の心を熱くさせる素晴らしい「若者」系のラインナップの中に、新たな名曲が追加された。

 

それが、惜しくも2012年に解散してしまったが、NUMBER GIRL直系の鋭角サウンドを武器に活躍したバンド・ハヌマーンの「若者のすべて」という1曲だ。

 

若者のすべて

若者のすべて

  • provided courtesy of iTunes

 

今頃ハヌマーンの魅力に気付くとか、お前全然音楽聴いてねぇじゃろがい!!!!と言われそうなもんだが、本当に知らなかったんだからしょうがないじゃない。許せよ。でもこれ、本当に良い曲。今まで知らなかったのが悔しくて1日5千回くらい延々とリピートして聴いてるもん。

 

まず何が良いって、まず歌詞がすげぇ。駅にて電車に身を投げ自殺した青年の姿を想像し、まるで「今日も皆さんクソみてーな毎日ご足労様です!」と青年に言わているような心地の鬱々とした「俺」が、まだ見ぬ明日に衝動と共に思いをはせる、という内容の歌なのだが、未だかつて、時点でここまで鮮明に脳裏に情景を描けるような歌詞の曲ってあっただろーか?と思ってしまう。ちなみにこの情報量でまだBメロ。サビ前にも関わらずこの描写力。ボーカル・山田亮一氏の作家性に驚かされてしまった。

 

そしてテレキャスターのジャギジャギとしたサウンドに乗せて半ばヤケクソに、しかし愁いを薙ぎ払うかのように歌われる

 

考えすぎて馬鹿になって 発狂しすぎて普通になっていく 

that’s killed me 歌うとは失望の望を怒鳴る事さ

*1

 

 

のサビ 。このカタルシスよ。

 

内臓潰されんじゃねーか?ってくらいにギュウギュウの満員電車に乗り込み、働けども暮らしは楽にならないばかりか、引くクジどれも貧乏クジばかりでそれを片付けても別段評価される事もない。既にアラサーなのに、未だにあの頃憧れた何者にもなれていない。ただただ焦る。そして派手にスッ転ぶ。抱き起してくれる友達なんぞその場にはいない。そんな鬱々とした俺のエブリデイに、これほどぶっ刺さってくる曲があるだろうか。いや、多分ない。共感するわー!とかそういう生易しい感情じゃないんですよ。あ、これもはや俺そのものだわ。とか思う訳ですよ。

 

そしてラスサビ。

 

心で歌うな 喉で歌え

オンボロになって初めて見える価値

that's killed me  歌うのだ 失望の望を怒鳴るのだ!! ぎゃー 

*2

 

これ。最後のギャアアアアアア!!!の絶叫までも正式な歌詞として表記しちゃうセンスよ。脱帽。

 

そう、俺たちは正に今、失望している。自分にも不確か過ぎる未来にも、どーにもならんことばかりのブサイクな現実にも。逆に「毎日楽しー!!!うぇ~!!!」とか心の底から思ってる人とかいるんですかね。きっとみんな、何かに耐えて、それでもにっこりと笑っているんだと思うんだ、きっと。新宿や池袋に行くたびに時々、人間てなんだろーなー人間多すぎるよなー。もののけ姫くらいの昔に戻って森の中で動物たちと静かに暮らしてぇなーはあ。とか時々考えるもの、俺。超ダウナーですね。ウケる。ワラ。

 

しかし、そんな失望の中にも漢字の通り、確かに望みは存在する。この「若者のすべて」は、失った望みの中にも確かに存在する望みを怒鳴ってやりゃあ良いじゃん、それしかねぇじゃん。甘えてんじゃねーぞ。と俺たちを鼓舞するのだ。

 

なんなん、この名曲。不覚にも私、仕事の帰りの満員電車の中で聴いてて泣くかと思いました。いやちょっと泣いてた。

 

どうでしょう、皆さん。失望することがあってもこんなに優しくて、もはや俺そのものじゃん。。となる歌が存在するんですよ。俺と一緒に明日からこの「若者のすべて」を聴きながら、これ俺じゃん。。となってみませんか?

 

本日のテーマソング

ハヌマーン/若者のすべて

 

*1:ハヌマーン 「若者のすべて」より歌詞引用 作詞作曲 山田亮

*2:ハヌマーン 「若者のすべて」より歌詞引用 作詞作曲 山田亮

syrup16gと私

僕の中で特別な存在であるバンドのひとつ・syrup16gが遂にサブスク解禁したらしい。どうやら解禁に際して、リスナーからのレビューを募集しているようだ。

 

syrup16g.jp

http://syrup16g.jp/review/

 

「こりゃファンとしては乗っからない訳にはいくめぇ」という訳で今回は、しょーもなくて痛々しい青春の1ページを彩ったsyrup16gと僕の出会いについて語っていきたい。

 

彼らとの出会いは10数年前。受験に失敗し、GTOに出てきそうな荒れた学校に入学した故に、イケてない学生生活を余儀なくされた高校生の頃まで遡る。部屋で毎日ギター弾いては、ロッキングオンジャパンを熟読するよくいる根暗邦ロック糞野郎だった僕の目に飛び込んで来たのが、syrup16gのライブ記事だった。

 

仄暗い赤や青の照明に照らされながら、全身真っ黒の衣装に身を包み死んだ魚のような目でストラトをかきむしる五十嵐隆氏の写真。「神のカルマ」「イエロウ」「パープルムカデ」「負け犬」「天才」といった、何だかよく分からんけどもの悲しさと殺気と狂気が入り混じったような曲名。

 

完璧だった。最高にクールだ。バンド名すらも知らなかったにも関わらず「あ、これ絶対死ぬほどカッコ良い奴だ」と直感で思った。

 

しかしPCも金もなかった高校時代。実際に音源を聴くタイミングも無く、あれやこれやと過ごしている間に、彼らは突如として解散してしまった。いけね、あのバンド解散しちゃったのかとレンタルして聴いたのが「Delayed」と「coup d'Etat」の2枚のアルバム。初めて聴いたsyrup16gは、想像した以上に暗くて重かった。

 

ただ雰囲気が暗いってだけでなく、怨念のような禍々しさを感じ、当時まだ純粋な部分が残っていたかーびー少年は「あ、これは俺が聴くべき音楽じゃないかもしれない」と思ったのである。率直にいえば若干引いてしまったのだ。ほらよくあるだろ、聴く前に直感で「あ!これ多分俺好きだわ!」と思いきや、実際に聴くと「あ、そうでもなかったわ」ってなる奴。「センチメンタル」や「Reborn」辺りは素直に良い曲だな〜と感じたものの、本格的にハマったのはもう少し経ってから。本当に悲しい時は、明るい曲なんかいくら聴いても、全く心に響かないどころか、むしろ酷い気分になるんだということを知ってからだ。

 

本当に悲しい時、人は涙を流したり、友達に愚痴をこぼしたりなんてしない。いや出来ない。ぼんやりと部屋の真ん中でうなだれ、過ぎて行くだけの時間に身を任せるだけのただの物体になり下がる。そんな時にこそ、syrup16gの音楽はじんわりと沁みてくる。女にヒドク振られた時、死にかけて救急車で運ばれた時、プチ不運の連続に耐えきれなくなった時。夏場のグリーンダカラのように、それはそれは優しく沁み渡るのである。ただの物体に静かに暖かい血が流れていく感覚だ。悲しみが限界を超えるたび、ちょっとどうかしてんじゃねーか?という位、彼らの音楽のみを聴き続けた。

 

しかし、ただ心を癒すテーマソングとしてだけ機能していた訳ではない。ギターにおけるカポタストの使い方や、様々なローコードの押さえ方を学んだのもsyrup16gのギターをコピーするようになってから。適正な位置にカポを付ければ、大幅なフレット移動をせずともローコードで簡単にコードを押さえられると知った時なんて、感動のあまりおしっこ漏らすかと思った。いや、実際は漏らして無いけども、それくらい感動したのだ、俺は。

 

また同じような趣味のクレイジーロックジャンキー共とコピーバンドを組んで、色々な曲を演奏したりもした。「生活」は勿論、「Reborn」「センチメンタル」「吐く血」「天才」に、「さくら」「ニセモノ」「イエロウ」や「明日を落としても」とかもやったな。

 

いつの間にかsyrup16gの音楽は、落ち込んだ時にひとりぼっちの部屋で聴く音楽ではなくなっていた。僕らみんなで、死んだ魚のような目をしながら、心なんて一生不安なのだ、と裏返りそうな声で歌い、Do you wanna die?と全力で叫び散らかし演奏したものだ。映画や漫画ほどドラマチックな光景ではなかったものの、あの瞬間の僕らは確かに青春していた。世紀末の如き荒れ果てた高校時代では味わうことのなかった、キラメキのようなナニカが確かにあったのだ。

 

あの頃のように頻繁に仲間と会うこともめっきり減って、何をやってるか定かじゃない奴も幾人かいるけれど、今でもsyrup16gを聴けば、しょーもないことで落ち込んでいたクソダサシャバ僧だった頃の自分と、死んだ魚のような目をしながらも、楽しく演奏した光景が蘇ってくる。

 

心の底から死にたくなるような出来事のは今でも時々あるし、それどころか年々重さは増していくばかりだけれど、それでも僕はあの頃と変わらずに、syrup16gを聴きながら、心なんて一生不安なのだ、と呟いて日々を過ごしていくのだろう。

 

delayedead

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本日のテーマソング

syrup16g/生活

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく常にツイてねえ!俺を襲うプチ不運

これまでの人生って奴を振り返ってみると、いつだって襲いかかってくるプチ不運との戦いだったように思う。

 

そう僕という奴は、どうも常にツイてないのだ。やることなすこと、必ずと言っていい程地味にダメージを負うようなしょーもない不運に見舞われてしまう。

 

最近だと、仕事を終えてさあそろそろ帰ろうかという時に限って、ほぼ毎回緊急を要する電話がかかって来る。オフィスには他に何十人という従業員がいるにも関わらず、たまたま僕が取った電話だけが毎回そんな要件ばかりなのだ。ガチめなクレームや問い合わせも多い。そうなると、当然定時でなんぞ帰れなくなる訳だ。

 

基本的に残業しねえでとっとっと帰りやがれ!という方針な為、そうなって来ると次々と帰り始める同僚を横目に上司から「またこいつ面倒な電話引いたのかよ。。」という呆れと無言の圧力を受けながらひとり対応に追われる羽目になるのだ。

 

何故に!!!毎回!!!俺ばかり!!!こうなるのだ!!!貧乏クジばかりだよぉ。。

 

振り返れば、このプチ不運の連鎖は保育園に通っていた頃から続いている。お遊戯会の直前になって何者かの手によって、出し物に使う僕の道具が盗まれる事件が発生したのだ。当然号泣する僕。確か先生に死ぬほどキレられて「え?昨日ちゃんと片付けたのにこれ俺が悪いん?」とモヤモヤした気持ちになったのを覚えている。

 

小学校時代、通っていたスイミングスクールで靴が盗まれる事件が多発した際などは、真っ先に僕のスニーカーが犠牲になった。確か合計3足くらいパクられた。

 

高校時代は入学初日にゴリゴリのヤンキーに絡まれ華々しい高校デビューのチャンスを棒に振った挙句、ババアの運転する車に轢かれた。そういえば1日で3回暴走する車に轢かれかけた日もあったっけ。

 

大学の軽音部の引退ライブの時も、入念に機材チェックしたのにも関わらず、ライブ開始して10秒で弦切れた上に機材トラブル発生。既にプチ不運玄人に成長していた僕でも、流石にアレは泣くかと思った。

 

社会人になってからは昇進の話が来たのに直前のタイミングで異動かかって、全部無しになったこともあったな。そしてたまに休みをとって旅行に行けば、毎回雨だの交通のトラブルだのに巻き込まれ、旅先で体調を崩す。

 

書いてて何だかとても悲しい気持ちになって来た。これ絶対狙われてるでしょ。明らかにおかしいでしょ。神様どんだけ俺のこと嫌いなのよ。なあ神様よぉ!!!俺のことが嫌いなんだろ!!!!殺せよおおおお!!!!俺だってお前なんか大嫌いじゃ!!!!バーカバーカ!!!!おっぱい!!!お尻!!!

 

じゃなきゃ悪霊の類だろうか。そういえば去年引っ越したんだけど、引っ越し先が心霊スポットのすぐ近くだとつい最近知った。もう俺の人生こんなのばっかり。しょっぺえ。追手内洋一かよ。変身したらラッキーマンになれるのか。アレかな、やっぱ悪霊的なものの仕業なのかな。

 

まあ、この際どっちでも良い。神様でも悪霊でもしったこっちゃないんだが、てめーらに言いたいことがある。

 

これで俺がいつかしょーもない理由で死ぬことがあったら、おのれら逆に取り憑くなり何なりして、アウトレイジばりにしばき回すからな。北野映画ばりのバイオレンス見せつけるからな。北野映画めっちゃ観てるからな俺は。「調子乗ってすみませんでした〜泣」とか言っても許さないからな。その辺覚悟しといてくれよな。

 

目には目を、歯には歯を。原因不明のプチ不運には、それを超える怒りのパワーを。悲劇のヒーロー気取っている場合ではない。こんな時こそ、テンションを上げるだけ上げて、「ふざけんじゃねえ!!!バカヤロ!!!このやろ!!!」という怒りを原動力に対抗していくしかないではないか。

 

という訳で、手始めに次の休日はアウトレイジ最終章借りてこようと思います。まだ観てないので楽しみです。

 

アウトレイジ 最終章 [DVD] https://www.amazon.co.jp/dp/B078GN9Z51/ref=cm_sw_r_cp_api_i_urw5CbDYGSZQ5

 

本日のテーマソング

KinKi Kids/Hey! みんな元気かい?

 

 

 

 

 

 

 

かっこいいロックが聴きたいならzArAme「1」を聴くべし!!

 

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時々「かっこいいロックバンドの条件って何だろう?」と考えることがある。曲のクオリティが高くてテクニカルなバンド?それとも見た目も曲の雰囲気もスタイリッシュなバンド?非常に感覚的な物のため、人それぞれで答えは違ってくるだろう。ちなみに僕は、細かい理屈など抜きにして身も心も刺激するような、衝動に満ちた音楽を掻き鳴らしていることがかっこいいロックバンドの第一条件なんじゃないだろうか、と考えている。

 

そんな身も心も刺激する、衝動に満ちた音楽を掻き鳴らしているバンドで、僕が今一番かっこいいと思うバンドがある。そのバンドが今回ご紹介するzArAmeだ。

 

そのzArAmeが先日、ニューアルバム「1」を発表した。もう死ぬほどかっこ良かった。大地は揺れ、心の火山が噴火するような心地がした。かっこいいロックが聴きたいのなら、zArAme「1」を聴けば他には何もいらないんじゃないか?と感じた。そんな訳で、今回は滅茶苦茶にかっこいいバンドzArAmeの新譜である「1」を、僕なりの視点でレビューしようと思う。

 

zarame0000.wixsite.com

 

・zArAmeって一体どんなバンドなの?

 

zArAme(ザラメ)は2014年に元COWPERS、SPIRAL CHORDの竹林ゲンドウ氏を中心に北海道の札幌にて結成されたロックバンド。the sunやmoonwalk等に在籍したギターの井齊俊行氏、初期COWPERSに在籍したドラムの戸嶋智武氏、MYCHORDの大野悠氏の4人のメンバーで、エモやハードコアにニューウェーブオルタナティブなどを基調とした、存在感のあるロックを掻き鳴らし続けている。

 

youtu.be

(動画はアルバム「11」「lastorder」収録の名曲、ラストオーダーはディスオーダー。こちらもかっこいい。)

 

今回紹介したいのが、先日発表されたzArAmeとしては初のフルアルバムとなる「1」だ。「映画を観終わった時のような感覚のあるアルバムにしたい」というコンセプトの元制作されたとのことで、正に映画のような、ドラマチックなアルバムに仕上がっている。もうね、これが本当に素晴らしいのですよ。最初から最後まで、曲の流れが良いのだ。 

 

・まるで1本の美しい映画のような名盤「1」

 

「ドラマチック?映画?一体どういうことだよ?」と言う方も多いだろう。その問いは01.lowprideを聴けば1発で分かるはずだ。アクセル全開でブチ込まれるシリアスでエッジの効いたzArAme節とも言えるエモコアサウンドが、まるで海外の名作映画のように、オープニングから我々リスナーをその世界観へと引き込んでしまうのだから。

 

その勢いは1曲目だけではとどまらない。02.スラッジから03.searchlightまで、息をつく間もなく畳み掛けるキラーチューンの連続に「何だこれ??か、かっこいい~!!」とバンドの放つロックンロールの衝動に魅せられてしまうのだ。

 

そしてこれまでのアッパーな曲調とは打って変わって、04.isolationからの落ち着いた展開も最高だ。どこか不穏な雰囲気のイントロから開かれた陽性のメロディが響く05.アネモネに、四つ打ちのディスコ感が印象的な06.coldwaverと、続くミドルチューンがどれも違ったアプローチで「次はどうなるんだろう?」と、終始ドキドキさせられる。

 

何と言うか、シンプルな構成の曲が多いのに関わらず、曲から曲への繋がりが、展開が、とにかくドラマチックなのである。楽曲それぞれの良さは勿論なのだが、聴きながら曲が紡ぎ出す物語に没入してしまうのだ。複雑なバンドアンサンブルをかっこ良くまとめる巧みさもあるのだろう。アルバムを最初から通して聴く際によくある「中だるみしてしまう」と言うことが全然ない。まるで映画を観ているように、次々と表情を変え、目まぐるしく転がっていく展開や曲たちに夢中になってしまうのである。

 

そして何と言っても、どの曲も歌われているメロディが凄まじく良い。ポップでキャッチー。しかし、ただポップと言ってもいわゆるJ-POP的な安易なポップさじゃない。印象的で耳に残る演奏やフレーズの中で、胸を締め付ける美しいメロディが、時折ハッとさせられるワンシーンのように耳に、そして心に突き刺さってくるのだ。

 

叫ぶように歌うゲンドウ氏のボーカルと、モヤモヤとした抽象的な感情を切り取ったような歌詞も相まって、どの曲のメロディも心の奥底にポトリと落ちては沁み込んでいく心地がする。

 

そんな中、ポストロックやシューゲイザーの香りもするインストの08.転生からラストへと向かっていく展開は、アルバムのハイライトのひとつだろう。暗澹たる悲しみの中からそっと手を伸ばすような、ポジティブなエナジーを感じさせる09.liquiddreamから10.微睡の流れは、「1」という美しい映画のエンディングにこれ以上ない位ふさわしいラストだと思う。

 

出来ることならアルバムを手に取って是非1曲目から順番に聴いてみて欲しい。きっと混沌とした闇の中から光が射して風景が変わっていくような、ドラマチックなカタルシスを体感することが出来るはずだ。

 

・かっこいいロックが聴きたいならzArAme「1」を聴くべし!

 

さてzArAme「1」について、つらつらと思いの丈を語ってまいりましたがいかがだったでしょうか。もしも僕が「2018年に聴いたアルバムの中で1番良かったのはどれ?」と聴かれたら迷わずにこの「1」を挙げるでしょう。個人的にその位衝撃を受けたアルバムです。

 

札幌エモコアシーンの重鎮とも言える彼らzArAmeだけれど、エモとかオルタナとかのジャンルに縛られない、素晴らしい音楽を掻き鳴らしているバンドだと思います。そう、真にかっこいいロックバンドには細かいジャンルの壁など関係なく、僕らロックファンの心に響くのだ。そうした意味でも、僕はzArAmeが今1番かっこいいバンドだと思います。

 

「最近かっこいいバンドいねぇな~」「かっこいいロックバンドが聴きたい!」と言う方に、僕は声を大にして言いたい。zArAmeが今、最高にかっこいいですよ、と。

 

本日のテーマソング

zArAme/liquiddream

摩耗してひび割れゆく毎日に 心のアイドルを持つべし!

ソーシャルゲームの「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」にハマっている。リズムゲームを楽しみつつ、好きなキャラをトップアイドルに育成していくというゲームなのだが、これが面白い。最近は推しのアイドル・高垣楓さんの担当プロデューサーの称号を手に入れたばかりだ。

 

ふとした空き時間などにポチポチと遊んでいるエンジョイ勢なのだが、プレイしていると「アイドルは素晴らしいナア」なんてことを思う。そう、アイドルってのはとっても素敵だ。何故って我々一般のボンクラ的男子諸君の理想を体現した、選ばれし究極の存在だからだ。常に憧れ、指標となる完全な女性像。それがアイドル。なりたい!と言って簡単になれるものではない。

 

良い年した大人が「アイドル!アイドル!」言ってるのもどうなんだ?という声も聞こえてきそうだが、俺は思う。良い年した大人だからこそ、いつも心の中に唯一無二のアイドルを持っていたい、と。

 

 

「心の中にアイドル?何言ってんだ!」「お前もう立派な大人だろ?いい加減現実を見ろよ!」嗚呼、心の中のやじ馬が罵声を飛ばしてくるのが聞こえる。確かに10代20代前半の若い男女であれば、こうした一種のアイドル信仰も可愛げがあるだろう。「俺彼女いるし…」「昔は好きだったけど、今はそんなに興味ないや…」僕と同年代のアラサー以降になると、こんな風に思う方々が大半だろうと思う。

 

しかし、だからこそだ。青春のときめきや煌めく感性を失いつつある大人だからこそ、自身の理想を具現化した自分だけのアイドル、そう「心のアイドル」が心の片隅には必要なのだ。

 

「心のアイドル」とは、誰に言う訳でもなく自分の心の中にいつもいる、理想であり指標であり憧れでもある、自身を全肯定して背中を押しくれる存在のことだ。

 

最近ツイッターで「心にハム太郎を持つと良い」という旨のツイートがブームになっているが、意味合い的には非常に近い。「心のアイドル」とは、自分の心の中にいつもいて、光とそしてわずかなときめきを与えてくれる存在なのだ。故に芸能人や実際のアイドルでなくとも問題ない。好きなアニメキャラや気になる隣の部署の事務のあの娘、とかでも無問題だ。要は自身にとって「何だか良いナア、素敵だナア」と感じられる存在であれば良いのだ。あなたにとって、それが唯一無二の「心のアイドル」なのだ。

 

まあ偉そうにつらつらと語ってきましたが、要するに「妄想しまくってテンション上げようゼ!!」ってことなんですけどね。わあ、こう言うとすげぇバカっぽい。高2の夏の男子(彼女無し)の淡い期待くらいバカっぽい。「夏祭り行けば新体操部のあの娘と偶然会って、ミラクル起きて仲良くなれねぇかな!?」的なバカさがある。

 

でもそんな妄想によって湧いてくるエナジーって、中々バカに出来ないところありますよね。少なくとも僕は、そう思う。

 

高2の夏の男子(彼女無し)の淡い期待だって妄想と言われればその通りだが、その妄想によって、我々男子は精一杯のオシャレをして街に繰り出したのではないか。頭の中で「もしあの娘に会った時用の会話」をシミュレートして。結果ミラクルは起きず、むしろイケメンと一緒にいるところ見ちゃったりして「やってらんねぇわ」っつって帰ることになるんだけど、我々はそうした妄想の繰り返しによって世界と繋がり、大人の男に成長してきたのだ。

 

そう。妄想は俺たち元ボンクラ男子にとって、かつてない程に強い原動力なのだ。年々衰えていく感性に、ひび割れ摩耗していく毎日に。心のアイドルを想うことで抗いたいのだ。そしてそんな妄想が与えてくれるエナジーで、元気に生きていきたいのだ。

 

だからこそ僕は想像する。もしも漫画的ミラクルによって、346プロダクション高垣楓さんの担当プロデューサーに転生したならば。

 

きっと僕は言うだろう。「アイドルなんだから自覚を持って、あまり居酒屋で泥酔したりしちゃダメですよ」「文春砲で撃たれちゃいますよ」と。しかし呆れながらも、僕は泥酔して眠る彼女を、毎晩タクシーで家へ送り届けるのだろう。肩にもたれかかるその暖かな体温と「でも何か良いナア」という優しい空気を感じながら。

 

って何だこの妄想。想像力豊か過ぎか。後がよろしいようで。

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA MATER 恋が咲く季節

THE IDOLM@STER CINDERELLA MATER 恋が咲く季節

 

 

本日のテーマソング

ガガガSP/線香花火