黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

歌手・新垣結衣が素晴らしい件

はろー、はうろー?僕はそこそこ元気だ、かーびーです。ハロウィンが過ぎ去ったら早いもので、次はクリスマス!みたいな雰囲気を感じなくもない今日この頃、皆様お元気でしょうか。普段あまりテレビは見ない方なのだけれど、最近どうやら新垣結衣主演の「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマが大好評のようですね。中学時代から新垣結衣さんの大ファンである私としては、何かとても嬉しいような、誇らしいような、ドラマも全然見ないで何言ってんねん!!て感じですが、そんな気分でいます。何だろう、笑った感じとか、空気感もとても素敵だし、バラエティに番宣で出演した時に時折見せる無表情の瞬間とか、そんなとこも含めてとても好きだな、俺は。かつてレギュラーで出演していたラジオ番組・スクールオブロックも毎回楽しみに聴いていたし、何なら好き過ぎてファンレターとかも出したことあるぞ、もうどこがどう良いとか説明出来ないレベルで好きだな、俺は!!!(キモくなって来たのでそろそろこのノリやめよ)と、まあ思わずハイテンションになってしまう位にファン丸出しな訳なのですが笑彼女、かつて歌手としてCDをリリースしていたのをご存知でしょうか。

 

そら(DVD付)

そら(DVD付)

 

 

こちら、2007年発売のデビューアルバムとなった、1st「そら」。続く2009年には2nd「hug」を発売、と精力的に活動していました。残念ながら現在ではこうした活動は休止していますが、これらのアルバム、人気女優のちょっとした企画ものだと侮ることなかれ。枚数こそ決して多くはないですが、どれも音楽好きにこそ聴いて欲しい、びっくりするくらいの名曲・名盤ぞろいなのです。

 

まずは映画「恋空」の主題歌にもなった、彼女の代表曲・heavenly days。センチメンタルで美しいメロディに、透明感のあるウィスパーボイスで切々と歌われるこの曲。「え。。何で急に歌手活動。。?大丈夫なん。。?」と不安もありつつ初めて聴いた高校時代、そのあまりの楽曲のクオリティに、発売当日にCDショップへ買いに出掛けたのを覚えています。正直、ボーカリストとしては決してテクニックで聴かせるような上手なタイプではないと思うのですが、それ故に自身の声の特徴をフルに活かして、不安定な歌声の揺らぎが何とも叙情的な雰囲気を醸し出している1曲。感情をフルに込めたようなその歌唱がとても魅力的で最大の武器として機能していると感じます。

 

また、かの有名なモンゴル800の小さな恋のうたのカバーも実に魅力的な1曲です。どこかで聴いたことがある人も多いのでは。多重録音したボーカルパートが実にシューゲイザーチックな効果を出していて、澄んだ浮遊感ある歌声を更に際立たせています。またこれは彼女の多くの楽曲に共通していることですが、曲のテンポをローからミドル辺りで統一させているのも、声や歌い方に凄くマッチしていて何とも形容しがたい、素敵なフィーリングを生み出しています。そして楽曲提供しているアーティストが、安藤裕子スネオヘアーつじあやのメレンゲのクボケンジ、Charaくるり岸田繁(敬称略)ect..と実に多彩で非常に熱い面々。リリース当時あまり話題に上らなかった記憶がありますが、こうした熱い面子による楽曲に、自身の魅力や武器を最大出力で放出したような彼女の歌。駄作が出来上がるはずもなく、どの作品もヘビロテ確定な名盤ばかり。アップテンポでノリノリな楽曲は少ないながらも、夜の眠る前や、ボーっとしつつひとりでいる時などにヘッドホンで静かに聴きたい、すぅっと胸に沁み込んでくるような素敵な楽曲がたくさんあるのです。

 

さてさて、ドラマが話題になっている今がチャンスや!!!と謎の使命感とファン丸出し加減で疾走した感もしないでもないですが、いかがだったでしょうか。彼女のファンの方、むしろそうでなくても何か素敵な曲に出会いたいという方、是非とも聴いてみて欲しいです。紹介したかった曲がまだたくさんあるのですが、全くあがっていなくて紹介できないのが辛いところですな、個人的に。これからもいちファンとして陰ながら応援していきたい、とかそんなことを思いました。それでは本日はこの辺で。良き日を、ばいちゃ!!!!

 

本日のテーマソング

bump of chiken/とっておきの唄