黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

THE BACK HORNが好きな俺はムックも好き

僕が学生時代から好きなバンドのひとつに、THE BACK HORNがいる。バンドの名前は知っているけれど実際に彼らの曲には触れたことが無かった高校時代、始めてTHE BACK HORNを聴いた時に死ぬほど驚いたのを覚えています。

 

何処へ行く

何処へ行く

 

 

人間のダークな内面をこれでもか!これでもか!てな具合にブチまけ、それでいて生きる意志と優しさも孕んだ歌詞に力強くて衝動的なボーカル。そして激しくも心猛る、芯のあるメロディを含んだ楽曲。

ひねくれふてくされ悶々として攻撃的な感情を内に秘めつつ、吐き出す術を持たずに灰色の学園生活をヨギナクサレた、落ちこぼれふぁっきん高校生だった僕にとって、彼らの存在は当時めちゃくちゃセンセーショナルだった。そしてめちゃくちゃクールだった。「やっべぇ!カッコ良いいいい~!!!」と夢中になるのも無理はないし、何なら「高校卒業したらバックホーンみてぇなバンド組んでブイブイイワシたるぞぅ!!」とか割とガチで考えていた気がする。まあ結局思いの他大学でのキャンパスライフをエンジョイし過ぎてその夢は叶わなかったのだけれど。俺ったらほんとバカチン。(でもコピバン組んで中々にハードなライブが出来たので良しとする、めちゃんこ楽しかった、アレ)

 

そんな訳で最近でも過去のアルバムをヘビロテするくらいに好きなTHE BACK HORNなのだけれど、そんなバックホーンが好きな僕は実は同じベクトルでムックも好き。

 

かつてART-SCHOOLsyrup16gと並んで「三大鬱ロック」なんて呼ばれたTHE BACK HORNと、密室系とも呼ばれ00年代のヴィジュアル系シーンを牽引して来たムック。同じバンド形態で活動しているものの、界隈も音楽性も違うんじゃないの?なんて声が聞こえてきそうだけれども、声を大にして言いたい。THE BACK HORN好きな人はきっとムックも好きなはず。完全に僕の感性から独断と偏見で物を言ってるので、責任は負いかねますが、多分何かしら「おっ!」っと引っかかる部分はあると思われる。だって僕がそうだったんだもの、ブログという媒体を利用して声を大にして勝手に無理やり紹介したい。

 

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 乱雑にジャンル分けするならば所謂ロキノン系の括りにいるTHE BACK HORNに片やヴィジュアル系の括りの彼らムック。こうやって書くと共通点もクソもねぇだろ、死ね!!!なんてバンド業界に根付くロックファン間の競争意識と謎の勢力に、権力的なものを利用してブチ殺されそうでおしっこ漏らしそうなのだけれど、両バンド共に初期の楽曲について言えば意外と共通点があるんじゃねぇかな~と思うのです。

先にTHE BACK HORNについて「人間のダークな内面を~etc.」等と書いたが、これらの特徴は大まかな部分で言うと彼らムックにも当てはまる。彼らの『イタイ手紙』や『絶望』、『未完の絵画』なんかのヘビィでラウドでグランジィな楽曲はアルバム・何処へ行くや人間プログラム出した辺りのバックホーンにも通じるドロドロと混沌とした衝動とエモーションを感じるし、彼らのアルバム・鵬翼なんかはイキルサイノウ辺りの衝動と優しさに加えてポップさも含んだバックホーンの空気感に通じるものがある。

また双方歌詞においても、日本語に主軸を置いて日本情緒溢れる和の香りのするメロディを時に泥臭い程に実直に歌い、奏でている点も個人的に共通して好きなポイントだったりする。

 


Mucc - (german sub) Itai Tegami

 


MUCC - Saru (Tonan no Hoyoku 2/15)

 

ていうか調べている間に知ったのだけれども、この2バンド交流あって対バンとかもしてるのね。何それ、そんなん見たいに決まってるじゃんね。活動シーン自体は違えども、こんな風に交流してライブやって双方のファン同士それぞれ音楽を共有して楽しむ。こういうの純粋に凄く良いと思います。一口にバンドと言っても、ジャンルやシーンごとにファン層って全然違って、当たり前だけれど思想的なものも違って。場合によっては「あんなもんは認めねぇ!!」と血で血を洗うような争いが起きたりすることがあったりもするけれど、ジャンルだのシーンだのに捕らわれずに「カッコ良いものはカッコ良いじゃん!!それが全てじゃん!!」と音楽を楽しむのってとても素敵なことだと思います。

 

年齢を重ねて良かったと感じることのひとつに、そんな風に音楽に対して変な偏見とか無く聴くことが出来るようになった、ていうのがある。毎日何かしら色んなバンドやアーティストを掘って聴けるのでいつも新鮮な気持ちで音楽ライフを楽しめたりする。あと友人や知り合いに「最近オススメの音楽てある?」なんて質問して聴くものまた一興。まだ見ぬジャンルやバンドに触れてダンディなロックおじさんに進化していく、というのもまた素敵。そして俺はそんな大人な音楽ファンがとても好き。そう言うの、とてもカッコ良いと思う。

 

THE BACK HORNにムック、どちらもすごいカッコ良いバンドだと思います。俺は凄い好き。聴いたことねぇわ〜て方、是非。

 

本日のテーマソング

チリヌルヲワカ/アヲアヲ