黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

ラブライブ!サンシャイン!!を観て思う 彼女らと同じく俺たちもまた輝きたいのだ

大晦日も過ぎ、いよいよ2018年がスタートしましたね。皆様新年あけましておめでとうございます。今年も飛躍の年にしてぇ、輝きを求めて行きてぇ、と今から気合がみなぎっている所存でございます。

 

さてさてそんな訳で2018年の幕が上がった訳だが、2017年の年末はいかがお過ごしだっただろうか。僕はというと今回も何かと慌ただしい年末だったが、深夜に再放送されていたアニメ・ラブライブ!サンシャイン!!を観て、明日への活力をチャージしたりしていた。僕が今年も無事に新年を迎えられたのは、ラブライブ!サンシャイン!!のお陰といっても過言ではない。ありがとう、ラブライブ!サンシャイン!!。ビバ!ラブライブ!サンシャイン!!。

 

何を良い年した大人がラブライブ!サンシャイン!!連呼しているんだ、キモ、あっちに行け!という声が聞こえて来そうだ。どうかブラウザバックしないでくれ。俺の話を聞いてくれ。

 

深夜、何気なくテレビを眺めていると始まったラブライブ!サンシャイン!!の再放送だが、始めは僕もそう思った。「もう俺はアニメ観てキャッキャッ出来ないわ、チャンネル変えるべ」と、思いリモコンに手を伸ばした。しかし、田舎の普通の女子高生である登場人物たちが「私たちも輝きたい!」と、スクールアイドル・Aqoursとして、涙あり笑いありの青春を全力全身で駆け抜けていく様に、目が離せなくなってしまった。気が付くと再放送された全話を観終えてしまった。とても面白かった。いつの間にか、輝きたい!と奮闘する彼女らに勝手に心を重ねてしまっていた。輝きたい!と願う、心の奥底にあるアツいエモーションを刺激されてしまったからだ。

 

スクールアイドルこそ目指してはいないものの、自身の日常を送る僕らにも、そんな輝きたい!という思いは存在する。思えば、子どもの時分からそうだった。小さい頃の僕といえば、とにかく仮面ライダーウルトラマンに憧れ、悪を挫く正義のヒーローになりたい、カッコ良くなりたいと、常に願っていたように思う。10代になるとイケてないボンクラ学生ながら、カッコ良い各国のロックスターたちに憧れ、「俺もこんな風に何かやらかしてみてぇ」とギターを手に取り、バンドを始めた。歌もギターも引く程ヘッタクソだったけれど、「カッコ良かったよ!」「面白かったよ!」と声を掛けられるとたまらなく嬉しかった。

 

要はしょぼくてしょうもない、そんな自分ではない何者かになりたかったのだ。しかしそんな変身願望もある一定の年齢になると、どこまで行っても結局は自分は自分でしかなく、いつだって自分の持っているカードで勝負しなくてはならない、ということにはたと気が付くのだ。一見華やかに見える仮面ライダーウルトラマンやロックスターもまた人間。急に生活が180度変わるような魔法や変身はなく、結局は自分は自分のままに変わりながら、勝負していく他ない。いつかoasisがSupersonicにて歌っていたように、あくまで自分自身のまま、人生という荒波を戦っていかなくてはならないのだ。

 

人間の生活は時として困難に阻まれることも多い。そんな時、心にある輝きたい!という思いはシュルシュルと音を立ててしぼんでいき、いつだって目の前のことだけでいっぱいいっぱいになってしまう。心なんぞはポキポキと簡単に折れてしまう。しかしそんな時こそ心を強く持ち、負けてられねぇわと、まだまだ終わってねぇのだと、俺たちだって輝きたいのだと、歩いて行きたいではないか。かつて憧れた正義のヒーローや、偉大なロックスターたちがあの頃僕らに教えてくれたのは、そんな強さとエモーションだったのではなかったか。

 

忙しさに我をも忘れてしまうかのような年末、忘れかけていたそんなエモーションに気付かせてくれたのは他でもない、ラブライブ!サンシャイン!!だったのだ。彼女たちは諦めない。襲い来る様々な困難にも負けずに、輝きたい!の一心で、普通の女子高生ながら立ち向かっていく。そうして始めこそボロボロだったが、1期最終話では圧巻のパフォーマンスで多くのオーディエンスを圧倒するのだ。あくまでも、自分自身のまま。輝きたい思いを胸に、ひとつひとつ壁を乗り越えて。

 

「そうだ、彼女たちと同じく俺たちもまた輝きたいのだ!」と、年と共に忘れかけていた青春のきらめきや、輝きたいと追い求める情熱を思い出したような心地がした。2018年、気持ちも新たに輝きを求めて行こうじゃないか。胸の高鳴る方へ、歩いていこうではないか。ひとつひとつ自分自身のままで。そうしたらきっとまた、何かが始まっていくはずさ。いや、きっと何かが変わる。そんな気がしている。皆様2018年もよろしくお願いしますね。

 

 

 本日のテーマソング

DOPING PANDA/Crazy