黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

灰色のクリスマスを余儀なくされた僕たちへ

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クリスマスが今年もやって来る。テレビを見れば、ケーキやチキンなどのCMや特集がわんさか流れ、町に出ればプレゼントを買いに賑わう人たちや、綺麗なイルミネーションに集まるカップルたちの姿を見ることができる。今年の24日は日曜日ということもあって、きっと当日は盛り上がることだろう。

 

実に楽し気で良いなあと思うのだけれども、この世ではどうしても有象無象の全ての物事において、陽と陰、または正と負、強者と弱者といった具合に、2つの勢力に分かれてしまうのが悲しいところ。クリスマスもまた然りだ。クリスマスも分かれてしまう。それも明確に。笑っている者と泣いている者に。勝ち組っぽい者と負け組っぽいものに。町がクリスマス特有のハッピーなムードに溢れるたび、そんな残酷な線引きが明確に、浮彫になってしまうのだ。

 

何故そんなことを考えていたかというと、先日ネットを見ていた際、ある記事が目が留まったからだ。幸せなクリスマスのムードに隠れ、人知れずクリスマスを憎んでいる人たちも一定数いるのだ、という内容の記事であった。そこでは何故クリスマスが嫌いなのか、その理由をそれぞれ述べていたのだけれど、その意見に心を撃ち抜かれてしまった。記憶の奥底に沈めて忘れていた、傷だらけの青春の日々を思い出して、余りのエモさに悶えてしまった。

 

そこにはおおよそこんな意見が寄せられていた。「恋人と過ごす日!みたいな世間の風潮が嫌だ」「クリぼっちって言葉がまず不快」「人混みが多すぎて嫌だ」「仕事を始めてから嫌になった」などなど。なるほど、これ全部分かるわ。分かり過ぎる程分かるし、俺は君たち全員抱きしめたいよ。

 

思い返せば子どもの頃を除いて、僕もクリスマスにあまり良い思い出がないのだ。似たような友人たちと「何がクリスマスじゃ!彼女いなくても負けてらんねぇんだよ!」と町に繰り出したは良いものの、カップルのあまりの多さに気圧され、敗北感と共に帰宅した高校時代。恋人と過ごす友人たちのツイートを眺めながらバイトを終え、ひとり負けじと愛機のフェンダージャズマスターと購入した来たケーキと共に、自撮りツイートに励んだ大学時代。就職してからは遅くまで働き、何故か頂いた1ホールのケーキをぶら下げて帰ったっけ。吉井和哉氏のバッカを聴きながらひとりで食べてて、あの時は寂しさと量の多さにちょっと本気で泣くかと思ったな。

 

それ故に、クリスマスを忌み嫌う人たちの気持ち、よく分かる。かつての僕もそうだった。しかし、だからこそ。ふてくされていてはいけないのではないか。灰色のクリスマスを余儀なくされた、僕たちにしか出来ない楽しみ方があるのだから。

 

とにかく、そんな灰色のクリスマスを受け入れるのだ。自暴自棄にならずに、そんな状況さえも笑いの種にしてしまえば良いではないか。そんなしょっぱいクリスマスという場数を多く踏んできた為、面白エピソードには事欠かないのが僕らじゃないか。友人知人や同僚などを、後で爆笑の渦に巻き込んでしまおう。最後に笑えれば、それでオールオッケーだ。そしてハッピーな人間関係を築いていこうじゃないか。

 

先日、前述したしょっぱい高校時代を共に過ごした友人から、クリスマスに会おうではないか、と久々に連絡が来た。高校時代を思い出し「今年のクリスマスはぶちかまそうぜ」と送ったところ、「とことんやってやろうよ」と返信があった。お互い、いくつになっても熱いマインドは何も変わっていない。今年もまた、どんな面白可笑しいエピソードが生まれるのか楽しみだ。

 

恋人がいようがいまいが、仕事があろうとなかろうと、予定があろうとなかろうと、好きだろうが嫌いだろうが、それぞれがハッピーな日であれば良いではないか。皆等しく笑顔のある1日になることを祈っている。少し早いけれど、メリークリスマス。

 

本日のテーマソング

吉井和哉/バッカ

 

 

 

 

関西出身のロックバンドが最高に熱いし、カッコ良い。

普段ウォークマンで音楽を聴いていることが多いのだけれど、ある日はたと気付いたことがある。「あれ、俺最近関西のバンドばっかり聴いておる・・・」とふと思ったのだ。関西のバンドといっても、現在は東京で活動しているバンドや今も地元で活動しているバンドと様々だけれど、最近好きでよく聴いているバンドがどれも関西出身のバンドばかりなのである。

 

運命の一致か何なのか。ただひとつだけいえるのはどのバンドももう最高に熱いし、死ぬほどカッコ良いということだけだ。高鳴る衝動に心も身体も打ちのめされるような、そんなバンドばかり。「最近何かつまんねぇな~」とお嘆きのロックファンの方々にこそ、是非とも聴いて欲しい。今回は退屈を打ち破り、心と身体に効く関西のバンドを一方的に紹介していきたい。血沸き肉躍るような、ゴリッゴリのロックを爆音で聴いてブチ上がろうじゃないか。

 

・Age Factory

 

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まず初めに紹介したいのがこちら。奈良県を拠点に今や全国で活動する3ピースオルタナティブロックバンド、Age Factory。

 

友人の車の中で、「カッコ良いバンドがあるんだよ!」と聴かされたのが彼らとの最初の出会いであった。聴いた瞬間から、「な、何だこれ!カッコ良いー!!」と少年のようにビックリしたのを覚えている。テレキャスターから飛び出す切れ味の鋭いソリッドなギターに、パワフルで緩急自在なリズム隊。それに乗るボーカル・清水氏の感情と魂を塊にして吐き出すようなハスキーな歌声。エモーショナルながらどこか寂しさを感じる楽曲も相まって、もうぼっこぼこに打ちのめされてしまった。

 

肉体に訴えかける衝動的な部分と、心にグサっと刺さっては優しく沁み込むセンチメンタルな部分が同居しているバンドだと思う。そういうバンドは、中々いないような気がする。1度ライブで観たいバンドのひとつだ。

 

RIVER

RIVER

 

 

・GEZAN

 

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 大阪で結成され、現在は東京を拠点に活動しているバンド、GEZAN。彼らの自主レーベルである十三月の甲虫主催のイベント、全感覚際17が開催されたのも記憶に新しい。破壊的かつ暴力的な楽曲の中にキラリと光る、ポップさと文学性が何とも魅力的なバンドである。何というか中毒性が半端じゃないな、と彼らの楽曲を聴くたびに思う。ノイジーでサイケディックなパンクサウンドにやられながらも、気付けばまた何度も聴きたくなってしまう。そんな不思議な中毒性のあるバンドだ。

 

良いロックバンドに出会った時って、いつだって「何だこれ!?」という形容し難い衝撃があるものじゃないですか。僕にとって今年最もそんな「何だこれ!?」をさらったのが彼ら、GEZANだ。ノイジーだったりサイケだったりと爆音で疾走しながらも、時折香る叙情性に圧倒されてしまう。見慣れた風景がまた違って見える。そんな時がある。激しいばかりではなく、文学的かつ叙情的な風景が見えるような彼らの音楽に、いつだって心を締め付けられてしまう。カッコ良いバンド特有の、「何だこれ!?」があるバンドだと思う。

 

 

凸-DECO-

凸-DECO-

 

 

8otto

 

youtu.be

 

 次は大阪出身のロックバンド、8otto。最近の僕はというと、もうずっと8ottoばかり聴いている。the strokesの如き、極限まで無駄を省いた洗練されたバンドサウンドが気持ち良い。ひたすらにクールでソリッドな音像に思わず身体を揺らしてしまう、そんなロックンロール。

 

しかし、ただクールなだけが魅力じゃない。1曲の中で、冷静さと情熱の間を行ったり来たりする、その楽曲構成の巧みさが最大の魅力だと思う。ギターやベースにドラムやボーカルといったピースがぴったりとはまったように、それぞれのパートが複雑に絡み合って展開していく様の、何て気持ちの良いことか。歌も演奏も曲の中でそれぞれ見せ場があって、結果全パートめちゃくちゃカッコ良い。クールさも持ちつつ、ロックンロールの熱さやカッコ良さを体現したような、めちゃくちゃカッコ良いバンドだと思う。

 

また現在は、メンバーそれぞれ普段は別の仕事をしながらも、アジアンカンフージェネレーションの後藤氏のプロデュースで6年ぶりにニューアルバムも発売され、今後の活動に注目が集まっている。普段は働きながらバンド活動を行う。不況といわれる音楽シーンで8ottoの提示した新しい音楽活動のあり方が今後どうなっていくのか、いちファンとして目が離せないし、今後も応援していきたいと思う。

 

Dawn On

Dawn On

 

 

LOSTAGE

 

youtu.be

 

関西のバンドといえば、これは外せない。奈良県で活動するロックバンド、LOSTAGEである。たびたびこのブログでも紹介しているため、知っている方も多いだろう。

 

デビューから一貫して、エモやポストハードコアといったオルタナティブなロックからハードロックなどを基調とした、有無を言わせず「カッコ良い!」と思える音楽を鳴らし続けているバンド。最近では「ポケットの中で」のMVに見られるように、歌に焦点を当てた生活の中で浮かんでは消えていく様々な感情をすくいあげるが如き、優しい曲も増えている。ここ一発の力が欲しい、そんな時にこそ聴きたくなってしまう。そしてそのたびに「お前も頑張れよ!」といわれているような気がして、いつだって目頭が熱くなってしまうのだ。

 

また度重なるメンバー脱退から、メジャーやインディーのフィールドを数々渡り歩き、現在は自主レーベル兼レコードショップとしてTHROAT RECORDSを経営するなど、バンド活動における飽くなき探求心も素晴らしい。先の8ottoもそうだけれど、現状に満足せずに不器用ながらも常に前進して活動を続ける様は、いちファンとして応援したいし勇気づけられるものがある。音楽や人間性に触れるたびに「俺も何かやらかしてぇ」と衝動に駆られる、音も生き様もカッコ良いバンドだ。

 

Guitar

Guitar

 

 

・関西のバンドはやはり最高に熱いしカッコ良い

 

全部で4バンド紹介したが、いかがだっただろうか。何というか、どのバンドもファッションやポーズではなく、心の奥底から湧き上がる衝動ともいえる魂で活動しているようなバンドばかりではないだろうか。泥臭くもその生き様やスタンスからもうカッコ良いと思えるし、それが音にも表れているではないか。そうした音楽は身体は勿論、心も揺れる。そして僕はそんなバンドが大好きだ。最高に熱いしカッコ良い。

 

「何だか最近退屈だなあ」という方は勿論、「最近疲れてるなあ」という方、ぜひ聴いてみてはいかがだろうか。何かと疲れることも多い年の瀬に、もしかしたら普段とはまた違った風景が見えてくるかもしれない。

 

本日のテーマソング

cowpers/lost

 

 

とある町医者の片頭痛に悩む俺を救ったひと言

いよいよ冬将軍が本格的に到来して、町も冬の匂いが漂ってきましたね。クリスマスも間近に迫り、どことなく浮足立った世間の雰囲気とは裏腹に、俺は怒っていた。憤怒の念が遂に爆発した俺は、あろうことか乾燥してカピカピになった冷えピタを張り、外出することに決めたのだった。ファッション性ゼロ。オカンが近くにいたら、きっと「みっともないからやめなさい!!!」などとブチ切れていただろう。

 

何故そのような奇行に走ってしまったのか。ストレートにいうと、冬になってからというものとにかく頭痛が酷いのである。子どもの時分より片頭痛に悩まされてきた経験上、恐らく低気圧が原因だと思われる。目の奥からこめかみにかけて、常時とにかく痛えのである。寝ても覚めてもギリギリと縄で締めあげるように激しく痛むのだ。心がシュルシュルと風船のようにしぼんでいくのを感じた。

 

そこで「このままではいけない!」と持ち前の探求心で、寝る前にインターネットで調べてみた。どうやら「低い気温による血行の悪さ」や「低い気温による頭の血管の収縮・拡張」が原因のようだ。なるほど、あたらずとも遠からずじゃないか。そして片頭痛の対策を調べてみれば、「ストレスや睡眠、食事に気を付けよう」といった旨が記されている。うーむ、と少し考えてしまった。(勿論本当に具合の悪い場合もあるので、全て鵜呑みにせずしっかりと病院に行って専門医の診断を受けましょう。)

 

要は正しい生活習慣を心掛ける必要があるのだけれど、これが中々に難しい。ひと言でストレスをなくそうといっても、そこには無数の壁が立ちはだかる。ストレスを完全に解消しようとすれば、そこに更なるストレスが生まれることは確実だ。生活習慣もまた然り。それを全て完璧にこなして生活することなど出来るのだろうか。そしてそれを全て完璧にこなせたら果たして幸せなのだろうか。それはそれでがんじがらめになってしまいそうじゃないか。

 

そうして眠りの淵でまどろみながら、とある町医者の言葉を思い出していた。以前不眠状態に陥った時に訪れた近くの内科の先生の言葉だ。(その時の日記がこちらです)

 

kawabeko1991.hatenablog.com

 

その時も確か「生活習慣を少しずつ正していきましょう」というお話があったのを覚えている。しかし先生はその後、「まあ生活習慣つっても、現代人の生活がまず悪い生活習慣の上で成り立ってるからねぇ~」と笑ったのだった。「こればっかりは仕方ないからねぇ~」何ていいながら。何とも適当過ぎるひと言に思わず笑ってしまったものだけれど、そんな適当なひと言に少し救われたような気がした。

 

何つぅか、何事も意固地にならずにある程度「これは仕方ねぇな」と笑い飛ばしながら、気楽に構えている位が丁度良いのではないだろうか。その上で自分が出来そうな範囲から少しづつ改善を試みていけば良いではないか。生活の中で度々訪れる体調不良などの原因を、全部が全部「悪いもの」として取り除く必要はないのかもしれない。過剰にそこに意識を回せば、きっと縛られて何も出来なくなってしまうばかりか、かえってフラストレーションが溜まってより悪いことになってしまう気がする。不眠状態の時なんて正にそんな感じだったし。

 

もうすぐ年も明ける。年末の忙しさに気が滅入ってしまうことも多いかもしれませんが、そんな時程肩の力を少し抜きながら最後まで一緒に駆け抜けましょう。抗うことの出来ない大きな壁は多々あるけれど、そんな時こそ「仕方ねぇな~」と笑いながら、時にギャグにしたりしながら乗り越えて行こうじゃないか。

 

本日のテーマソング

8otto/Ganges-Fox

 

 

 

 

 

 

エレファントカシマシ、紅白歌合戦出場決定 戦い続ける男たちの歌は僕を奮い立たせる

先日、ロックバンド・エレファントカシマシ紅白歌合戦初出場の知らせを聞いた。やはり好きなバンドが紅白歌合戦に出場決定すると嬉しいものですね。去年のTHE YELLOW MONKEYもそうだったけれど、今年もテレビに噛り付いて観ると思う。若手のアーティストも多数出場する中、圧倒するような貫禄と男気の演奏が観れるのを今から楽しみにしている。


出典: http://www.nhk.or.jp/kouhaku/artist/

 

そんないちファンとしてめでたいニュースを知った時、僕はというと偶然にもエレファントカシマシのアルバム「俺の道」を聴いていたところだった。何とも運命的なものを感じるじゃないか。好きなバンドを聴いている時に、好きなバンドの嬉しいニュースを聞くなんて。聴いていたのはエレファントカシマシのアルバムの中でも大好きな1枚である、「俺の道」。セールス的には余り振るわなかった東芝EMI時代の作品だけれど、クオリティの高さは並々ならぬものがある、すんげえアルバムだと思う。どうしてこうも血気迫った歌が歌えるのだろうか。そしてどうしてこうも胸に響き、猛るのだろうか。喜びはしゃぎながら、そんなことを考えていた。

 

・戦い勝負し続ける男たちのマスターピース

 

俺の道

俺の道

 

 

少年漫画における原則に「友情」「努力」「勝利」の3本柱があるが、それをこのアルバムに当てはめたなら、きっと「仕事」「人生」「勝利」の3本柱になるのだろうなあ、と思う。どのテーマをも極限まで凝縮して薄めずそのまま抽出したような、尋常ではない男臭さが漂うアルバムである。何て言うか、全編通して対象年齢が高い。正直、学生時代に聴いたとしても?マークが浮かんでいたと思う。

 

しかし時は流れ、学生の時分はとうに過ぎた。働き、時に喜びを知って、時に疲れ、眠り、そして働く。過程デハナク結果ヲ出サナケレバ。コレガ出来ナキャ俺ナンゾニ価値ハナイ。時として摩耗される日々に精魂尽き果て、そんな生きる屍と化したような気持ちになることもままある。目も段々と濁って来る。このままではいけない、どうにかしなければ。初めてこの「俺の道」を聴いたのはそんな極々な時だった。聴いて一発でぶっ飛んだ。ハロルド作石氏の漫画、BECKを知っている方はBECKのライブシーンを思い浮かべて欲しい。観客が初めてBECKのライブを観た際に、その衝撃に口を開けてビックリしてしまう描写がたくさん出て来るんだけど、その感じ。完全に打ちのめされてしまった。

 

そこには終始「俺は!俺は!」と繰り返される一人称に乗せて、人類の歴史やら生活やら人生やら仕事やらについて声高にがなり続ける歌があった。ボーカルの宮本浩次氏が当時抱えていたであろう様々な葛藤がそのまま音になっているようだった。しかししょぼくれた生活や自分自身を嘲りながら、それでも負けじと勝負して勝ちに向かっていく気合に満ち満ちているではないか。「まだまだ俺は甘ちゃんだわ」と自分の弱さと甘さを痛感したと同時に、「まだやれるわ」と背筋が伸びるような心地がした。

 

・困難が立ちはだかるからこそ、戦う男の歌がやっぱりグッと来る

 

この「俺の道」に収録されている楽曲に、ハロー人生!!という曲がある。

 

21世紀今日現在この東京じゃあ、さほどオレの出番望んじゃないようだが、かまわねぇオレはまだ生きている。

そうさオレはまだ生きている。

『ハロー人生!!』より引用 作詞作曲宮本浩次

 

こう、文面にしただけで伝わってくる気合の凄まじさよ。タイトル後の!!マークや「オレ」の一人称の多さに、サビ部分がよく見たら歌詞と言うよりも完全にひとつの文章になっていることからも分かる通り、並々ならぬ気合が伝わって来る。ガレージロックのようなガリガリとしたシングルコイルの歪みに乗せて、ディストーションをかけて高速でまくしたてるようなボーカルにこの歌詞である。段々とボルテージが上がっていくような展開もあって、こちらのテンションも徐々に上がってくる。「負けてらんねぇわ」と次第に心に火が付いていくのを感じる。気付けば身体中が、心の中が気合で満たされていくのである。何度この曲に背中を押されて来たか分からない。

 

一見すると普通にも見える生活にだって、当たり前に困難は立ちはだかって来る。そんな困難に行く手を阻まれて、立ち止まってしまうことも時にはあるけれど、そんな時はいつだって戦う男の歌にグッと来てしまう。そして僕はそんな時いつだってこの「俺の道」を聴く。そうして曲がった背筋をピンと伸ばして、「負けてらんねぇわ」と「頑張ろうぜ」と勝利の栄光をこの手にすべく、今日も明日も出掛けて行くのだ俺たちは。そうだろう、エブリバデイ。

 

世に無数にあるロックバンドの内、「ロック」しているバンドは多いがしっかりと「ロール」しているバンドはどれ位いるだろうか。過剰過ぎる位に一切飾らず、心の中を洗いざらい晒したような「俺の道」の楽曲たちに、そんな「ロール」の部分が表れているように思った。エレファントカシマシ、「ロック」して「ロール」し続ける、最高のロックンロールバンドだと思う。

 

デビュー以来、大ヒットは勿論だがレコード契約打ち切りとセールスの低下等これまで様々な紆余曲折を経験してきたエレファントカシマシ。先に「セールス的には余り振るわなかった」と書いたが、例え一般的にセールスが振るわなかったとしても、自身の求める音楽をとことん追求して表現し続けたこうした時代があったからこそ、今現在の優しく力強い彼らがあるのではないだろうか。こうなったら、もう行ける所まで行って欲しいし、そんな光景が見てみたい。紅白歌合戦、とても楽しみだ。是非とも大晦日は彼らの雄姿を目に焼き付けたい。そうして「頑張ろうぜ」と「負けてらんねぇわ」と背筋を伸ばして行くのだ、俺たちは。

 

本日のテーマソング

MOGWAI/kids will be skeletons

チャットモンチー解散に寄せて 皆チャットの音楽が大好きだった

先日いつものようにインターネットを巡回していると、非常にショッキングなニュースが飛び込んできた。ガールズロックバンド、チャットモンチーが解散を発表したのだ。ええええ。ビックリした。バンド体制を変えながらも、積極的に活動している印象を持っていただけに驚きも大きい。

 

http://www.chatmonchy.com/info/archive/?488775より出典

 

チャットモンチー、アルバムを持っている訳ではないし、決して熱心な大ファンだったという訳でもない。しかし、沢山の曲を聴いたし、振り返ればチャットモンチーの音楽と共に思い出される懐かしいシーンなんかも沢山ある。多くの素晴らしい曲を発表してきた、偉大なロックバンドであった、と思う。

 

・全てのバンド女子の憧れ 偉大なガールズロックバンド

 

チャットモンチー、振り返れば本当に偉大なガールズロックバンドだったと思う。かつて僕が大学生だった頃、これまで男だらけであった軽音楽部に一気に女子部員が増えたことがあった。話を聞くと、どうやら彼女達の多くが「チャットモンチーを聴いて、バンドをやりたいと思った。」という。多くの女子達がチャットモンチーの音楽を聴いて、ロックに目覚めて、バンドを組むに至ったのだ。

 

これ、すげえことだと思いません?世に数あるロックバンドの内、チャットモンチーが多くの女子達の心を掴んで動かしたのだ。人ひとりを動かすことのどれ程大変なことか。そしてチャットモンチーはそれを成し遂げたのだ。確実に代々続くガールズロックバンドの歴史にその名を刻んだと思う。すげえ、といわずに何といおうか。

 

・青春の思い出が詰まったチャットモンチーの音楽

 

先程チャットモンチーの熱心な大ファンだったという訳ではない、と書いたが振り返れば大変な思い入れのあるバンドだ。多くの曲を何度も聴いたし、歌って騒いだ。そういえば「真夜中遊園地」や「ハナノユメ」に「世界が終わる夜に」を弾いてバンドで演奏もしたこともあったな。「染まるよ」を始めて聴いた時は、「何て良い曲なんだ!」とびっくりした。確か冬の日だったと思う、あまりの素晴らしさに感動して枕を濡らしたな。後、女子に「最近「染まるよ」が好きでよく聴いてるの」と言われた直後酷いフラれ方をして落ち込んだこともあった。チャットモンチーファンの後輩がギターを買いたい、というのでアツいチャットトークを交わしながら御茶ノ水に付き添って行ったこともあったっけ。結局ストラト買ってたけど。

 

思い出せば傷だらけでも美しき、青春といえる瞬間にはいつだってチャットモンチーの音楽が流れていたように思う。何が「チャットモンチーの熱心な大ファンだったという訳ではない」だ、俺のばかちんめ。僕らはみんな何度も聴いたし、何度も歌ったじゃないか。好きなバンドだよ。そう、僕ら皆チャットモンチーの音楽が好きだった。そして紛れもなく僕ら世代にとって知らない人はいない程の、大きな影響を与えたロックスター的バンドだと思う。

 

・変わっていくからこそ、いついかなる時も応援したい

 

音楽について見聞きする度に、「ファンの人はいつだって後になって『あの頃は良かった』という。」なんて声を聞くことがある。普段の活動の際には全く声を上げないのに、一切合切が過ぎ変わった後になって「実はあの頃好きだった」「実はずっと好きだった」などと好意を伝えたりするな、ということだろう。「後からいわずにその時ちゃんとそう伝えんかい!」という気持ち、確かによく分かる。これ、本当にその通りで、何ならこの記事もそうだよ。解散が決まってからあれこれ書いてるし、熱心なリスナーの方からしたらもしかして「後になって好きだったとかいうなよ!」と腹が立つ方もいるかもしれない。

 

音楽、特にバンドとなると長く続く歴史の中で変わっていくことが常であり、その中でメンバーが変わったり、活動休止したり、解散してしまったり、ということが多くある。いちファン目線で、僕も好きなバンドのそうした姿をこれまでに何度も目にしてきたし、「あの時観に行っていれば!」と後悔したりしてきた。そうした気持ちが、「あの頃良かった」だの「実はずっと好きだったのに」だのといった後出しのような発言に繋がってしまうのだろうな、と感じる。

 

しかしだからこそ、だ。いち音楽ファンとして、もうそうした後悔などないようにしたい、と思う。形あるものは、時間と共にその形を変えていく。永遠などはなく、全ては有限だ。バンドもその例外ではなく、どんなバンドもいつかは終わってしまう。だからこそ、好きなバンドだからこそ純粋に応援していきたい、と思うのである。

 

まだまだライブを観れていないバンド、一度ライブに行ってみたいバンド、沢山ある。どうにも好きなバンド程、我々ファンは手厳しく斜め上から見がちな気がする。もっとこう、シンプルに純粋に楽しんでいきたい、と思う。ファンだからこそ、いついかなる時も応援していけたら良いな、と思う。そしてもっともっとそのバンドとの思い出を増やして、一緒に歳を重ねていけたら良いな、と思っている。青臭いかもしれないけれど、本当そうよ。そうした思い出は、いつだって心の中で輝き、僕らを笑顔にしてくれるのだから。

 

チャットモンチー、本当に偉大なバンドであった。数々の名曲と思い出をどうもありがとう、という気持ちでいっぱいです。いくつもの名曲が今も心に燦然と輝いております。解散までは勿論、メンバーのこれからの音楽活動も応援していきたいと思う。

 

本日のテーマソング

チャットモンチー/染まるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時には美しき轟音と静寂の世界を ポストロックバンド・65daysofstaticを聴いた

外出中や家事や作業をする際、耳にイヤホンを突っ込んで音楽を聴いていることが多い。ひとり暮らし故に日常の大半をひとりで過ごすことが多い為、とにかくお耳が寂しくなっちゃうのである。ひとりで過ごすことにあまり抵抗はない方だが、あまりにも静かだと何となく寂しさが込み上げてくる。

 

そんな時ほど音楽の出番だ!といつものようにイヤホンを耳にブチ込み、ナイスな音楽を流す訳だが、どうにもハマらない。明るい音楽を聴こう、いや何か違う。敢えてラウドな洋楽なんて良いかも、いや全然違う。何故か何を聴いてもしっくりこない。こんな状況、ないだろうか。僕は滅茶苦茶多い。音楽好きにとってはあるあるネタのひとつだと思われる、この如何ともし難い状況。どうやって打開しようか。

 

最近この全世界の音楽好きが直面する難題に、ひとつの打開策が生まれた。僕の中でだけだが。暗闇を切り裂いて一筋の光明が差した。パッと世界が開けた。そんな時こそ、ポストロックを聴くのが良い。65daysofstaticというポストロックバンドの音楽がとてもオススメだ。

 

65daysofstaticってどんなバンド?

 

The Destruction Of Small Ideas

The Destruction Of Small Ideas

 

 

65daysofstaticは2001年にイギリスはシェフィールドで結成されたポストロックバンドである。日本ではかの有名な残響レコードよりリリースされている。

 

電子音のサンプリングにブレイクビーツ、エモを彷彿とさせる重農なバンドサウンドに混ざり合ったピアノやギターを用いた美しいメロディラインがキラリと光る音楽性。「モグワイ・ミーツ・エイフェックス・ツイン」と形容される通り、カオティックなサンプリングに轟音と静寂を行き来して構築されるドラマチックな音世界が何とも美しいインストである。

 

・儚くも力強い1曲「retreat! retreat!」

 

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彼らの代表曲とも言える1曲にretreat! retreat!という曲がある。ギターのオクターブ奏法を駆使した疾走感溢れる演奏に、バックでチキチキと鳴るブレイクビーツが気持ち良い。実に骨太な力強さを感じる一方で、どこかセンチメンタルで儚げな雰囲気が漂っているのも印象的だ。随所に挟まれるギターのフィードバックがまた美しく、コードを弾き切った後も鳴り響くフィードバックノイズを残して曲は終わる。この余韻の素晴らしさよ。何となく心細いような、そんな夜にこそ聴きたい1曲だ。

 

なんというか、何も見えない冷たい夜の暗闇の中で漂いながらも、半ばやけくそ気味に光を探して全力疾走するようなイメージが浮かんでこないだろうか。そのイメージの何と美しいことか。冷たい雰囲気が漂いつつも、どこか暖かいような気もする。しんと静まり返った夜の静寂の中で、一抹の寂しさを感じる心にそっと沁み込んでくるみたいじゃないか。冬将軍が肩で風を切るこんな季節に、これ程までにピッタリな音楽はないんじゃなかろうか。そんな風に思った。

 

・時には歌のない、インスト曲も良いんじゃない?

 

ポストロックというと、どこか複雑で難解なイメージがないだろうか。実をいうと僕はもろにそんなイメージを持っていた。「ボーカルがいた方が俺は好きだなぁ~」などと思っていたのだけれど、俺のばかちん。めちゃんこ素敵な音楽じゃないか。こうしたインストのポストロックはこれまであまり聴いてこなかったのだけれど、65daysofstaticを聴いてそんな偏見はどこかに消えてしまった。

 

歌がないが故、楽曲自体や楽器のプレイ自体による説得力が尋常じゃないものがあるのだ。巧みな展開や構成でダレずにグイグイと聴かせる上に、その音の洪水にイマジネーションを掻き立てられてしまう。歌がなくとも、それを逆手に取るようにピアノやギターを用いたメロディが心を鷲掴みにして震わせる。こうして心に染みていく音楽に、むしろ歌詞など不要だろう。

 

65daysofstatic、それだけの力がある良いバンドだと思う。未聴の方、「何聴いてもしっくりこないんだよなぁ~」という方、是非とも聴いてみては如何でしょうか。

 

本日のテーマソング

BURGER NUDS/タネリ

 

 

嗚呼 素晴らしきフェンダー・ジャズマスター

昔のフォルダを漁っていたらめちゃんこ懐かしい画像が出てきたので、余りの部屋の汚さに若干引きつつも晒してみようと思う。画像は僕が人生で始めてローンを組んで購入した、フェンダーUSA製のジャズマスター。購入してからというもの、健やかなる時も病める時も実に多くの時間を過ごしてきた、相棒ともいえるギターだ。

 

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ジャズマスター愛が衰えるどころか、日に日に増していくのを感じている今日この頃。最近ひとつ思うことがある。ジャズマスターを使ってるギタリスト、増えてない?

 

ここ数年、ライブ会場に足を運んだり音楽をチェックしたりすると、ジャズマスター使いに遭遇することが多い。アマチュアのギタリストのみならず、前回紹介したsyrup16gの五十嵐氏や銀杏boyzの峯田氏、[Alexandros]の川上氏にストレイテナー大山純氏などのプロミュージシャンも近年ジャズマスターを弾いていたりする。その人気ぶりに、ギターマガジンにて「逆襲のジャズマスター」なる特集が組まれたのも記憶に新しい。

 

これ、絶対に増えてるよね。ジャズマスターの宝石箱や。ジャズマスターパンデミックや。そりゃまあ、著名なプレイヤーが使えば人気が出るのは当然なのだけれど、どうしてここまで多くの人を惹きつけるのだろうか。ジャズマスターをこよなく愛するものとして、ジャズマスターの魅力を一方的にアツく語っていきたいと思う。

 

素晴らしきジャズマスターの魅力

 

まずジャズマスターの何が良いって、単純に見た目がカッコ良い。レトロで左右非対称のデザイン。座って弾くとボディ横の窪みが太ももに丁度良くフィットして良い塩梅だ。通常のギターに比べると少し大きめのボディも、ぶら下げて立った時に存在感抜群でカッコ良く決まる。

 

そして何といっても最大の魅力は、その音作りの幅の広さにあると思う。のっぺりとした特徴的な見た目のシングルコイルピックアップは、少し丸みがあってどこか暖かい音がする。そうしたピックアップから繰り出される、まろやかなクリーンサウンドからジャキジャキとしたソリッドな歪み、ドスンとした重量感のある歪みまで全てカバーする守備範囲の広い音こそ、ジャズマスターの王者たる所以だろう。

 

だってリアだろうがセンターだろうがフロントだろうが、どのピックアップも使えるんだもの。出したい音やバンドの特色に合わせて、その都度適したピックアップをチョイスすることで、柔軟にサウンドを変えられるこの幸せ。その幅の広さ故に音作りは非常に難しいけれど、バンドの音にバチッとハマった時には何ともいえない気持ち良さがあるのだ。

 

少し扱いづらい、じゃじゃ馬な一面も

 

とはいってもこのジャズマスター、中々にじゃじゃ馬な面も持ち合わせている。音作りの難しさもそうだが、とにかくチューニングが安定しないのである。少し弾いて気付くとチューニングがかなりずれる。気付けばいつも不協和音。音を揺らすアームなどを使用したら、一発で大幅にチューニングが狂ってしまう。また強く弾けば、かなりの確率で弦が乗っているブリッジ側のサドルから弦がずれ落ちてしまったりもする。更にブリッジに共鳴して弾く度にキィィ~ン、、、と謎の振動が起きる始末。中々にじゃじゃ馬である。まるでワガママでお姫様気質の娘さんのよう。アニメキャラか。

 

全て弦を固定するブリッジの構造上起きる現象なのだが、これでは実戦投入が厳しい為、少し改造する必要が出てくる。しかし改造といっても何も難しいことは無い。一般的には同じフェンダーの、ムスタングというギターに搭載されているブリッジと交換することが多い。物さえあれば、ただ外して新しいものを穴にはめるだけ。めちゃんこ簡単。

 

 

ちなみに僕は、ブリッジのサドル部分のみを上記の物に変更して使っている。更にブリッジを差し込む穴に詰め物をして、キィィ~ンと鳴る共鳴音が出ないようにしている。弦はずれること無く、チューニングも幾分か落ち着いて気持ち良く使用出来ている。

 

こんな風に随分と手のかかるギターだが、希望通りのセッティングが出来れば、その分愛情も倍増である。自らの手で少しづつ自分仕様に染め上げて、自分だけの愛機を時間を掛けて作り上げていく。そんな要素もジャズマスターを弾く楽しみのひとつだろう。

 

憧れのミュージシャンが使っている憧れのギター

 

また単純に、数多のカッコ良いプロミュージシャンが使用している点も、やはり人気の秘訣なのだろうなぁと思う。やっぱ単純に楽器を買う時って、憧れのミュージシャンが使っているギターを欲しくなるものじゃないですか。「あんな風にカッコ良く弾きてぇ!」って憧れるものじゃないですか。そういう僕も始めは完全なる憧れでジャズマスターを手に取った。NUMBER GIRL田渕ひさ子氏の影響だ。

 

今や伝説となったNUMBER GIRLのラストライブの映像を観たのが全ての始まりだった。そこでのOMOIDE IN MY HEAD田渕ひさ子氏の荒々しい、衝動の塊のようなギターを聞いて、一発で虜になってしまったのである。これぞオルタナティブ。引くところは一歩引いてバックの演奏を支え、前に出るところはとことん前に出てジャズマスターを掻き鳴らす。テクニックを超越した、ほとんど本能で弾いているかのような獣の如きギタープレイに夢中になった。上手い下手の概念を飛び越えて、単純に「カッコ良い!!」と思える、本能に直接語り掛けるようなギターを弾く人だと思う。今見てもカッコ良い。

 

やっぱり僕はジャズマスターが好き

 

何というか、弾いていて実に不思議なギターだな、と思う。音作りの難しさや、弦のテンションの低さや、チューニングの不安定さなど気になるポイントは沢山あって決して優等生タイプのギターではない。むしろとんだじゃじゃ馬ギターだ。しかしそんな部分も全部長所になってしまう、何とも不思議な魅力に溢れている。元々長い歴史の中で、オルタナ系シューゲイザー系のギタリストに好まれてきたジャズマスター。非常に尖った、エッジの効いたギタリストたちに愛されて来た魅力的なギターだと思う。

 

例えるならばちょっと変わり者の親友や彼女みたいな感覚だろうか。「お前のこと悪くいう奴もいるかもしれないけれど、俺はお前のこと好きだよ」といいたくなるような。そういう人って一度仲良くなると、何だかんだずっと仲良かったりするじゃない。離れて暮らしていても、定期的に連絡取り合ったりして。変わっているけれど面白くて、妙に優しいところがあったりしてさ。

 

ジャズマスターにも、何だかそんな雰囲気を感じてならない。実に不思議な魅力に溢れたギターである。ギターを弾く頻度は年々減って来たけれど、そんな風にジャズマスター君とは一生友達でいたい、と思う。君と僕は一生の友達なのさ。久々に弦を張り替えようではないか。

 

本日のテーマソング

エレキブラン/メルト