黴ブログ

好きなものやことを、徒然なるまま書き散らす。

東北新幹線は俺を乗せて

はろー、帰省ラッシュで満員電車ばりにギュウギュウな山形行き新幹線内で、案の定座れず棒立ちになりながらこれを書いている。

どうにもツイてねぇな〜てな感じの1日で、何ともモヤモヤとした気持ちで1時間以上立ち尽くしています、めちゃんこしょっぱい。

 

思えば昨日凄まじい頭痛に襲われて、実家帰省の為の荷作りを諦めて早めに布団に入った辺りから何か嫌な予感はしていたんですよ。

 

予感は的中。案の定朝寝過ごし、急いで荷作りを終えてツタヤに借りていたDVDやCDを返却。しかも返却日を誤り、延滞料金発生。料金を支払い、所用あって出発前に2つ程医者の元に立ち寄るも、夏期休暇とのことで閉店ガラガラ状態。これは仕方あるめぇ、急いで電車に乗るっぺ、と荷物を持って駅に向かう途中でツタヤから「違う店舗の商品も入ってましたよ、取りに来て下さいね」と着信あり。急いで向かい、マッハの速度で元の店舗に返却し駅に向かうもギリギリ間に合わず。結果予定より大幅に遅れた新幹線で実家のある山形に向かっていると言う訳だ。

 

そして着いたら着いたで夜も遅し。既におやすみモードの家族から「このバカタレめ!無職!甲斐性無し!クソ長男!ダメンズ!恥さらし!まざふぁっか!ふっきんしっと!あっちにいけ!」と罵詈雑言浴びるのが確定している案件。お盆というのにこの気分の重さは何だよ。ここぞと言う時のプチ不運のコンボ、ほんとやめろや。しかも棒立ちだしこんなん、プンプンビーム炸裂させながらスマホをいじる機械と化すしかないじゃねえか。

 

分かりますよ、こんなのだらしのない僕自身に全ての原因がある。そもそも事前にしっかりと計画を立てていたならば、これ全部防げた訳だしね。

振り返ってみれば、身に降りかかるプチ不運と言うのは大体自分自身に原因があったりする。

そして俺はそれが多い。いや多過ぎる、自分が恐ろしい。

稀にどう考えても防ぎ切れない不条理極まりない、プチ不運コンボがあったりするけれどその場合はもう仕方ないにも程があるので笑うしかないけれど。

 

結局ね、プチ不運コンボファックス!とか言っても自分が変わるしかないんですよね。きちんと可能な限り規則正しい生活をしてすべきことはしっかりとやって。て言うかそういう当たり前のことが当たり前に出来ないから不眠症とかになるんですよ、俺は。そしてこんな風に「拙者はダメだぁ、拙者はダメだぁ」とか思い詰め過ぎて今度は胃痛に襲われたり。くっそ不器用か!バランス感覚皆無か!マジポンコツ、生きる屍。

とりあえずは、人のことをとやかく言える程偉くも何とも無いので、何かしら説得力あること言えるくらいには偉くなりたいですね。しょっぺえ日常と自分からの脱却を目指さねば。

 

ふぁっきんしっとロボットポンコツの自分からスマートインテリイケメンカリスマ会社員にコンバートするのだ、俺は!!!

 

何だろこの記事。うるせえね、何にせよ目先の課題を頑張りたいと思います。

 

本日のテーマソング

the back horn/ひとり言

 

 

今更だけど、ガレージロックリバイバルが俺の中でキテる

完全に今更ですが、ここ最近僕の中でthe libertinesthe strokesといった所謂ガレージロックリバイバル系のバンドが絶賛大ブーム巻き起こし中です。元々高校時代にthe strokesにドハマりしたのをきっかけに、arctic monkeysthe vines、そしてJETにMANDO DIAOと聴いていき、当時大好きだったのですが、久々に聴くとやはりカッコ良いですね。

シンプルで衝動に満ち溢れていてローファイで、決してテクニカルではないけれど見た目や音も含めて、ロックンロール特有のカッコ良さがあって。年齢を重ねて好きな音楽の幅は広がって来ましたが、根本的な音楽の好みはあの頃に形成されたような気がします。(それ故にテクニカル過ぎるバンドとか、音楽よりもビジュアルのイケメン具合とかばかり語られて若い娘さんにキャーキャー言われるようなバンドとか「こんなんロックンロールじゃねー」とか思ってしまって聴けなったりする。あとギター弾く時にペンタトニック系のコテコテなリフばっか弾いちゃうのもそれ故、ってことにしておきたい)

60年代や70年代のロックンロール全盛期の時代に生まれていないこともあって、当時のバンドより、00年代に登場したガレージロックリバイバルのバンドの方が自分にとってより身近で、リアリティを感じる存在だったというのも好きな理由の一つかもしれない。

 

そんなこんなでガレージロックリバイバルのバンドを普段聴くことが多いのだけども、今、CATFISH AND THE BOTTLEMENが僕の中でとてもアツい。とてもキテいる。是非皆聴いて欲しい。そんで俺と音楽トークしよう。学生時代みたいに「これ、かっけーね」とか言い合おう。

 

ザ・バルコニー

ザ・バルコニー

  • アーティスト: キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン,キャットフィッシュ&ザ・ボトルメン,ヴァン・マッキャン
  • 出版社/メーカー: Hostess Entertainment
  • 発売日: 2014/10/15
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 

このCATFISH AND THE BOTTLEMEN、北ウェールズ出身で2007年結成のUKロックバンドで、まあ言ってしまえば全然ガレージロックリバイバルのバンドではないのだけれども、ソリッドでシンプル、ローファイ感のあるロックンロールなサウンドでメロディック。ガレージロックバリバリのサウンドながら、ただの過去の焼き直しではない、現代的なスケールの大きさも感じる。こういう泥臭さもありながら、スタイリッシュさもある、UKロックほんとツボ。もうめちゃんこカッコ良いのだ。

 


Catfish and the Bottlemen - Cocoon

MVも良い感じ。ドラマ仕立て。何かエモみを感じるストーリー。カッコ良い。

 

youtu.be

この曲も好き。ちょいTHE KOOKSも入ってる感じ。疾走感もありながら、センチメンタルな哀愁も含んでる。考えてみればこういうセンチメンタルな要素が入っているバンド、俺大体好きだな。

 

youtu.be

 

これ、このバンドを初めて聴いたのがこの曲。これもカッコ良い。どの曲も2~4分代で短くまとめられていて、アルバム通しで聴いたときにダレないのもまた良い。

 

いかがでしたでしょうか、このCATFISH AND THE BOTTLEMEN。カッコ良いと好き、しか言っていない気もしますが、少しでも伝わってくれたらこれ幸い。個人的にガレージロックリバイバルのバンドが好きな方、UKロック好きな方、「ゴリゴリした正統派の洋楽ロック聴きてーなー」という方、そんな皆様に是非とも聴いて欲しいバンド。そして俺と音楽トークしよう。学生時代みたいに「これかっけーね」とか言い合おう。そして握手しよう。こういう出会いがあるから音楽を掘って聴くのはとても楽しい。

 

本日のテーマソング

the libertines/death on the stairs

 

 

 

俺、ついに不眠症発症。もう笑うしかない。

「あーこれ不眠症ですね。」

つい先日医者に受けた驚愕の診断。どうやら私、ついに不眠症を発症してしまったみたい。

 

自覚症状は今に始まったことでもないのだけれど、ここ1ヶ月以上夜まともに眠れない日が続いていた。布団に入っても軽く4〜6時間は眠りにつくことが出来ない。眠れても必ず目が覚めてそこから眠れなくなる。そんな症状に悩まされていたので、「うあああ、最悪だあああ」と思う反面、「あー、やっぱりな」とも思った。

 

思い当たる原因を考えてみれば、カフェインやニコチンの過剰摂取に、不規則な生活に炭水化物やタンパク質を極限まで減らしたピーキー過ぎる食生活。不安やストレス。思い当たる節があり過ぎる。もう言い逃れ出来ないレベルで思い当たる節ばかり。

 そりゃ不眠症にもなるわ、てなもんなのだが、いかんせん眠りを欲しているのに眠れないというのはキツい。

 

眠れないのなら眠らなければ良いんだよ!バカヤロ、このヤロ!と持ち前のアウトレイジ精神で、眠らずにひたすら日常生活を送るという案を実行するも、あまりのキツさに早々に断念。夜眠れないのに、日中の眠ってはマズい時間に眠くなり、それをひたすら耐えて夜を待ち、布団に入るもやはり眠れない。

あまりのストレスとイライラで発狂するかと思った。て言うか発狂した。もう何で俺ばっかりいつもこんな目に合うんだと本気で思いましたよ。もうね、こちとら小さい頃から多数の持病を抱えて生き伸びて、何度病院の世話になり親に心配をかけたか数えきれない訳ですよ。持病持ち過ぎて子どもの時分からハンデだらけな訳ですよ。大人になって少しは落ち着いて来たかなーと思った矢先にこれですよ。こんなん意味分かんないでしょ。俺前世で何か悪いことしたのかな?くらいには思いますよ。ほんといい加減にしてくれ、俺はもっとスマートかつスタイリッシュに生きたいんだ、て言うかただでさえ不器用な方なんだから、眠ることくらい器用に出来たっていいじゃねぇかよぉ、おい神様よぉ!神様てめえこっち来いやぁ!!!!許さねぇからな、俺の顔忘れんなよ!!!!とか本気で思った。

もう内心、全盛期のカンニング竹山ばりにブチキレていた。そしてブチキレ散らして、部屋にぶら下がっているハンガーをひとつ破壊した辺りで、もうこれはギャグにするしかねぇや、とふと思いたちました。

 

そう、もうここまで来たら笑うしかない訳です。それが必要最善策かな、と思いました。昔から睡眠に関しては、軽い過眠や不眠など悩みを持つことが多かったけれど、まさか医者に不眠症宣告されるまでに悪化するとは。

もう不条理、超不条理。どうしようとない。しかし人生皆平等に不条理だけは降り注ぐ。それならばもう、可能な限り周りに言いふらして、こんな風にブログにも書いちゃって、治った時に笑い話になるようにするしかない。「あん時俺マジで頭おかしかったなーかっこ笑い」とか言ってね。

 

物語において、伏線は多ければ多いほど回収した時に盛り上がるものじゃないですか。ならば僕はこんな風に伏線張りまくって、治った時により大きい笑いが起こるように、カンニング竹山ばりのキレ芸を日々披露していくしかないんですよ。生活習慣に気を付けても良くならないものは良くならないんだもの、こればかりはしゃーない。もうこうなったらアメートーク的に言えば、夜眠れない芸人として生きていくしかないんだ、俺は。

 

こんな風に決意表明すると、何となく上手くいきそうだから不思議ですね。て言うか身の回りに起きるプチ不運はこうやってギャグにすると大体乗り越えられるような気がするのでオススメです。こうして書くと、基本根暗な性格ながら割とポジティブだな、俺!とか思いますね。同じような悩みを持っている方、こんな風にやっていけば意外と上手く行くかも。一緒に眠れぬ夜を乗り越えていきましょうね。あ、でも神様、てめえだけは許さねぇからな、バカヤロこのヤロー。

 

本日のテーマソング

syrup16g/不眠症

 

いくら変わって時間が経ったって、やっぱり銀杏BOYZはキラキラしてんなあって話

銀杏BOYZのシングル・エンジェルベイビーが発売になりましたね。このブログでもちょくちょく書いている通り、銀杏BOYZは僕にとってかなり思い入れのあるバンドのひとつ。所謂青春時代のバイブル的バンドだ。山形の田舎のイケてない根暗な高校生だった僕にとって、山形の田舎のイケてない根暗な高校時代を包み隠さずカミングアウトし、愛だの青春だのセックスだのフェラチオだのと喚き散らして、汚すぎるくらい汚いのに何だかロマンチックで優しくてキラキラしてる滅茶苦茶なその音楽はセンセーショナルだった。全然カッコよくないはずなのに、カッコよいと思った。彼らの曲を聴いてから、イケてなくて根暗で友達もあまりいないけれど、音楽だけは大好きな、そんな自分が「あ、俺間違ってねぇんだ、これでいいんだな」なんて思えて、随分と救われた気がする。

そんな思い入れの深すぎる程深い、銀杏のシングル発売。「これは早速レビューしなければなるめぇ。。」と筆を執った次第。愛ゆえにまとまりがつかなくなる可能性も残しつつ、以下レビューいっくよ!!

 

 

エンジェルベイビー(通常盤)

エンジェルベイビー(通常盤)

 

 

 

 

単刀直入にこちらのシングル、歌詞・曲共に最高でずっと発売を楽しみに待っていた甲斐があったなあ、と思いました。これからの銀杏boyzの活動がより一層楽しみになる、素晴らしいシングルになっているな、と。

まず表題曲のエンジェルベイビー。ノイジーなギターに乗せて歌われるポップなメロディがキラキラと輝く、これからの銀杏boyzを代表するようなど真ん中な名曲。「漂流教室」や「夢で逢えたら」を彷彿させるような、ロマンチックでちょっぴり切なくて、イノセントさも感じられる1曲で、峯田氏のこうした歌の説得力には「やっぱすげぇや。。」と改めて感動した。中でも

 

hello my friend 君と僕は一生の友達さ

さようなら 美しき傷だらけの青春に

銀杏BOYZ『エンジェルベイビー』より引用 作詞作曲峯田和伸

 

の一節にはドキリとさせられた。活動休止に、長い間苦楽を共にしてきたチンくんや村井君らメンバーの脱退と、数々の困難の中で活動を続けてきた峯田氏。そうした困難だらけの過去をも、受け入れて進んでいこうとする決意と、かつてと少しも変わらぬロックへの愛と衝動が感じられる名フレーズだなあと思いました。思わず目頭が熱くなりましたよ、ほんと。


カップリングの二回戦は、エンジェルベイビーとは打って変わって、少しアダルトな雰囲気でロマンチックなスローバラード曲。バックで鳴るキーボードが非常に美しく印象的な1曲。後コード進行が何だかエロい。こういう曲って今までの銀杏ではあまり見られなかった曲だよなーと少し新鮮な気持ちになりました。しかしそんな美しい演奏の中でも、峯田節は健在。サビでの、「おええええええええ!!!」と吐き出すような絶唱は流石!の一言です。

活動初期と比べると紆余曲折あり、音楽性やメンバーや活動ペース等変わってしまった部分も多い彼ら(というか彼、か)。そんな様々なバンドの変化を受けて離れてしまった人も多いのもまた事実。しかしロックへの愛や衝動を歌う峯田氏の歌と吸引力は、かつてと少しも変わらずキラキラしていて、気付けば夢中になって聴いていたイケてなくて根暗だった10代の頃のように、ドキドキして聴いている自分がいた。何だかそんな自分が誇らしいような、笑えるような嬉しいような、何とも形容しがたい気分になりました。

 

程度の差はあれど、活動する全てのバンドは日々形を変えて変化していく。そしてそんなバンドと同じく、日々活動し変わって来たのは我々ファンも同じ。活動初期からファンの人や離れてしまった人も含め、恋愛したり失恋したり結婚したり就職したり、借金したり、仕事辞めたりと、それぞれの人生を歩んで変わって来た銀杏ファンの方にこそ聴いて欲しい1枚だな、と思いました。

あの頃の銀杏boyzと全く一緒という訳ではないけれど、変わってしまった部分も確かにあるけれど、キラキラと輝いていてロマンチックで熱い、そうした部分は変わらないんだなあ、と今作で強く実感。月日を経て変わって来たからこそ、そんな銀杏boyzの魅力がより一層強調されて輝いて見えるように感じるのです。時間が経って変わって来たからこそ響くような、また峯田氏が歌うように『ここにしかないどこかへ』一緒に行けるような、そんなドキドキが詰まったとても良いシングル。まだ未聴の方、是非。

 


銀杏BOYZ - エンジェルベイビー(MV)

 

本日のテーマソング

cocco/焼け野が原

無職のアラサーがボーカロイドの曲聴いて号泣した話

はろー、はうろー。皆さんは音楽を聴いて号泣した経験はあるでしょうか。僕はというと元々涙もろい性格なのか、学生時代はよく音楽を聴き涙を流していた。アジアンカンフージェネレーションのファンクラブに涙を流し、銀杏BOYZに涙し、何度救われたか分からない。他にもoasisスピッツthe pillowssmashing pumpkinsweezerと挙げればキリがないくらいに様々なバンドの音楽に感動し、涙し、救われてきた。「どれだけ俺の気持ちを分かってるねん!!」と涙を流す様はさながらパブロフの犬のようだったと思う。

そんな多感過ぎるくらい多感な学生時代を過ごしてきた僕だけれども、感受性というのはすり減っていくものなんですね。気が付けば音楽で涙を流すことはなくなり、泣ける映画や泣いてしまうような悲しい状況に直面してさえも、涙が出ない。なんつぅか感情の起伏の少ない、随分ドライな人間になってしまったなーなんて思うことが多くなっていました。

 

そんなドライで鉄面皮で冷酷超人な僕ですが、最近ふと「あ、これ懐かしいなー」と再生した1曲で思いがけずダバダバ泣いてしまった。まさに涙腺直撃でなんかよく分からないまま涙が流れてダメだった。曲はこちら、ボカロPであるKEIさん作のhello,workerと言う1曲。

 

まさかのボカロ曲。実は私、現在無職で絶賛求職中という、社会において非常にエモいこと極まりないない立場なのだけど、そんな時期にこの曲はまずかった。シンプルながら温かみのあるバンドサウンドで、就職活動や仕事ですり減った感情を、切なくも前向きに歌っている。何だか久しぶりに「どれだけ俺の気持ち分かってるねん!!」と思ったし、「こんなはずじゃ。。」とも思った。

実はこの曲、大学時代にやっていたバンドでコピーしたこともある曲なんですよね。確か大学3年生の就職活動開始前の時期に披露した曲目のひとつだった。バンドでのキメが揃わなかったり、ていうかライブ自体笑えるくらいボロボロで、終了後ずっとプンスカしていた気がするな笑

自分の心の中にある想いを意識せずに言い当てられてしまったような、そして今となっては笑えるようなエピソードを思い出して懐かしいような、そんな唐突な感情のカオスに襲われた挙句の号泣って訳だ。うーん我ながらエモーショナル。もはやエモーショナルハードコアの域に達していると言っても良い気がする。ボーカロイドとかそんな熱心に聴いていた訳ではないのに、不覚。

 

良い年した大人が情けねぇわ、とも思うのだけれども、こうやって直接感情を揺さぶられるのも良いものだなーと思ったのもまた事実。歳を重ねるたびに素直な感情を表現することが出来ない、良くない、という場面が増えて行くものですが。しかしだ、誰も見てないところでくらい素直に泣いたり笑ったり怒ったり発狂したり変顔したり訳もなく全裸になったり思い出し笑いしたり思い出しブチ切れしたり妄想ひとりライブ実施したりするくらいしても良いんでないかなーと思う。これ全部僕が過去にやってたことだが。文字にするとただの狂気でしかないな、こんなんただの変態じゃねーか。でもそれが良い。削れて薄くなってしまった感情を取り戻しに行こうじゃないか、と心から思った。これが僕だし人間なんて皆誰しも少しづつ変なところあるもの。そして僕はそんな少し変な人が大好きだったりする。皆もっと素直に剥き出しで行こうじゃないか、仕事に直接関係ない部分くらいでは。そして皆で笑いあって手を繋ごう。音楽の話なんかしたりしてさ。

 

長々と書き殴ったけれど、要は感情のアウトプットとインプットをちゃんとしたいね、というお話。ドライで鉄面皮で冷酷超人な僕だけれど、自分の感情には敏感な人でありたいです。ではまた!!!

 

本日のテーマソング

THE STROKES/someday

 

 

 

 

 

 

猛暑日が続いておりますがお元気ですか

ここ数日「本日は猛暑日です、外出の際はお気を付けください。」なんてテレビの報道を目にするたびにゲンナリしています。連日暑い日が続いていますが皆さんはお元気でしょうか?僕はというと全くもって元気じゃないです。あまりの暑さに溶けてしまいそうになっている。というか毎日溶けている。

自宅から徒歩2分の距離にある最寄り駅に向かうだけで「この人水被ったのかな?」と思われんじゃねぇかな、て位に汗をかいている。その時点で家に直行してシャワー浴びて着替えたくなるもの。

かなりの暑がりで汗かきである自覚があるので、毎年のことだけれどこの季節は本当に辛いものがある。もう制汗スプレーとかボディシートとかの汗対策グッズとかも我々汗かきズには何の効果もないからね。電車や屋内など空調が効いているいるはずの場所でさえも汗かきまくってるからね。悲しい。

 

そんな訳で今回は、極度の暑がりで汗かきな僕がお家で出来る簡単暑さ対策についてダラダラと書いていこうかなと思います。お前はタレントか!!なんてツッコミが聞こえて来そうですが思いついたものは仕方ないじゃない。へー何て感じで見て頂けたらこれ幸い。

 

まあ対策と言っても何のことはない、「大きめの保冷剤をタオルで巻いて使う」これだけしか無いのですが。これ、最近思いついて連日やっているのですが、本当に素晴らしい。夜眠る際は枕にしてヒンヤリ。それ以外の時は首に巻いたり、tシャツの中に忍ばせたりでヒンヤリ。これが意外に涼しくて、まさにクーラーいらずて感じでとても調子が良いです。是非試して頂きたい。クーラーは涼しいけれどどうしても電気代が高くついてしまうしね。

 

後は暑苦しくてエモーショナルな音楽を爆音で聴く、というのもひとつの手かと。涼しくなるどころか余計に暑くなってしまうけれど、良い音楽でテンションを上げることにことによって暑さが気にならなくなるという作戦。

音楽はニューヨーク出身のエモバンド・TAKING BACK SUNDAYのファーストアルバムがオススメ。

 

テル・オール・ユア・フレンズ

テル・オール・ユア・フレンズ

 

 

 

ジャンル的にはパンク寄りのエモ、という感じで、アメリカのバンドには珍しく何となく童貞臭さと青臭さが滲み出る音楽性が夏にぴったり。その何となく青春パンク感もなくはない雰囲気に、イケてなかった高校時代の夏休みを思い出して熱くなったりノスタルジーを感じたりで個人的に夏にすげえマッチしてる気がします。

当時の夏休み、僕は連日部活で登校していたのだけれど、当時好きだった娘も同じく部活で毎日登校していて。部活自体は全然違ったのだけれど、「会えるかなー」とか思って無駄に校内うろつき回ったりしていた夏休み。会えたところで緊張してまともに口もきけない癖にやたらガッツだけはあったように思う。のちにフラれたけど。

 

不思議なもので彼らの曲を聴いているとそんなしょっぱい青春のエピソードを思い出して熱くなってくる。「また何かやらかしてえなー」思うその熱いテンションでこの暑い熱帯砂漠も気にせず駆け抜けたいです。わりとこういう作戦も悪くないんじゃないかなーと思います。

 

youtu.be

 

何だか最終的に対策どころか自分語りみたいになってしまった気がしますがいかがでしたでしょうか。要は簡単な暑さ対策とテンションの上昇によって、夏を乗り切れば良いんでない?ということです。夏自体はまだまだ好きになれそうにないけれど、そうやって乗り越えたらそれはそれで良い思い出になるのかもしれないですね。てかだから夏には花火だったりフェスだったりバーベキューだとかイベントごとが多いのか。納得。良い感じのオチが思いつけないので今日はこの辺で。文章にオチをつけるのが苦手なんだなあと最近は実感しています。ばいちゃー。

 

本日のテーマソング

かげぼうし/掌

弾き語りライブをやったよーて話

昨日は大学時代の後輩が企画した弾き語りライブに参加してきました。参加と言っても観る方じゃないぜ、ステージに立って演奏する方だぜ。こんな風に人前で本格的なライブをやるのは大学卒業時の引退ライブ以来だから約3年以上ぶり?だったので非常に緊張しました。どんだけ緊張したかというと、ステージ終了後に足がガクガク震えて歩行困難になってしまったくらい。あまりに震えるものだから、バックステージで「わしゃジジイか!」と思ってちょっと笑ってしまったくらい笑何なら演奏中も足ガクガクしてたからね。どんだけ豆腐メンタルやねん!!と歌いながらすげえ思ってたからね。完全にこんなのステージに立つ人間として向いてないからね。でもとにかく楽しかった、ほんっとうに楽しかった。

 

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当日のフライヤー。カッコ良い。仲間内の企画故、一般のライブハウスのブッキングとは違って出演者も皆知り合いばかりなのだけれど、和気あいあいとしつつもバチバチと

した雰囲気があってとても良かったなあと。あと出演者のみんな演奏すげえ上手い。弾き語りライブということで、演奏は基本アコースティックギター+歌という非常にシンプルな構成。こう改めてしっかりと経験すると、弾き語りというのは余分な装飾が無い分、演者の歌や演奏のフィーリングが直接ぶつかってくる感覚があって、すげえ面白いなーと思いました。以下僕の今回のライブのセトリ!

 

01.悲しみの果て/エレファントカシマシ

02.参加賞/それでも世界が続くなら

03.銀河鉄道の夜/GOING STEADY

04.翌日/syrup16g

 

の以上4曲。これ、なかなかにエモーショナルなカバー曲たちですな。肝心な演奏の方はと言うと、途中からあまり覚えていない笑練習の段階では綺麗目なアレンジを施して、割としっとりとミドルテンポで演奏しようと思っていたのだけれど、段々とスピードが速くなり、テンション上がり過ぎた挙句本番では弾き語りというより弾き叫びという感じになっていたように思います。「ロックンロールを感じた」「めっちゃ熱かった」との感想を多々貰えたのであれはあれで良かったと思う笑

 

そんな中、「学生時代は毎日のようにバンドをやって、友達と会えて、そんな生活が当たり前だと思っていた。」と話すひとりの後輩のMCが胸に刺さりました。「でもそれは当たり前じゃなかった。今では毎日仕事に追われて、音楽も友達も触れる機会がめっきりと減ってしまった。なので今日はとても楽しい。良い歳した大人が青春だなんておかしいけれど、最後の曲は青春の歌をやります。」そう話して歌いだしたアンディモリのカバーに本気で涙腺持っていかれるかと思った。

 

まだまだ若者の部類に入る僕らだけれども、モラトリアムの時期は既に卒業し終えていて。もう学生ではない僕らは社会に飛び出して、各々の人生の為にある意味ひとりでそれぞれのやり方で次のステージに進まなければならない。そんな中で得たものと同時に失ったもの、置いて行かざる負えないもの。そしてそれでもずっと心の奥の方に残る消せない、忘れられないもの。そんな諸々を思い出すような、とても心に突き刺さるステージだった。青春、と呼ばれる時期はとっくに過ぎて、まだ若いながらも感性や肉体も日々少しづつ削れるように昔と変わって来ている。もう学生時代のようには出来ないことも多いけれど、それでもまだまだ「俺は何かやらかしてぇんだ!!」と思いながら日々生きていけたら良いなと心から思います。

 

久々のライブもやれてとても良い1日でした。あいつが最後に歌ったアンディモリの曲、何て曲だったかな。今までしっかりとアルバムとかで聴いたことなかった、アンディモリ。今度改めてちゃんと聴いてみようと思う。

 

本日のテーマソング

天才バンド/君が誰かの彼女になりくさっても